レノボ・ジャパンは3月23日、新製品の発表会を行いました。今回発表されたのは「ThinkPad X1 Carbon Gen 9」、「ThinkPad X1 Yoga Gen 6」をはじめ「ThinkPad X13 Gen 2」、「ThinkPad X13 Yoga Gen 2」など、第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載した同社の最新モデル。価格は以下の通りです。

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 9」24万4000円(税込)、「ThinkPad X1 Yoga Gen 6」27万8000円(税込)、「ThinkPad X13 Gen 2」18万7000円(税込)、「ThinkPad X13 Yoga Gen 2」20万8000円(税込)。ThinkPad X13 Yoga Gen 2のみ発売日未定です。

↑今回発表された「ThinkPad X1 Carbon Gen 9」。タッチパッドが大型化されました

 

今回のレノボの新製品は、いずれもテレワーク向けの機能を強化しました。そこで本記事ではテレワークで使用したときにこれらの新製品にどんな強みがあるのかを紹介します。

 

【紹介製品の細部を写真で見る】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

マイクやスピーカーを改良し、オンラインミーティングが快適に

注目はフラッグシップモデル、ThinkPad X1シリーズでしょう。Carbon Gen 9は14型クラムシェル・モバイルPCで、「ThinkPad X1 Carbon」シリーズの9世代目となります。14.9mmという薄さと、質量約1.13kgの軽さが特長。

↑ThinkPad X1 Carbon Gen 9はショルダーバッグやトートバッグにも収まる薄さです

 

テレワーク視点で見た特徴は、マイクやスピーカーなどの機能を根本的に見直し、大幅な性能アップを図ったことです。4つの360°集音マイクとキーボードの両側にスピーカーを搭載し、数メートル離れた音声でも集音が可能に。また、バックグラウンドノイズを排除しクリアな会話を実現する音声処理技術「ドルビーボイス」によって、オンラインミーティング時の相手の声が聞き取りやすくなり、快適に会話できます。

↑マイクやスピーカーの性能は大きく向上。オンラインミーティングの他、動画視聴などでも真価を発揮します

 

前モデルのCarbon Gen 8で好評だった画面の見やすさや美しさは、本モデルにも受け継がれています。前モデルでは、16:9の画面比率を採用していましたが、本モデルからはアスペクト比16:10に変更されました。画面が縦方向に広がったため、Microsoft Officeの利用やWebサイトの閲覧がしやすくなっています。ディスプレイは横3840px×縦2400pxのWQUXGAと、横1920px×縦1200pxのWUXGAが選択可能。WUXGAモデルはスクリーン上における指での操作が可能なマルチタッチや、ディスプレイを他人に見られることを防ぐPrivacy Guardにも対応しています。

 

内蔵グラフィックは、ハイパワーなインテルIris  Xeグラフィックスを搭載したため、Webブラウジングはもちろん、オンライン会議やメディア視聴でも驚異的な鮮明さと色の正確さを実現しています。

↑アスペクト比16:10に変更された画面は、前モデルと比較して大幅に使いやすくなっています

 

その他、PCの前に座るとスリープ状態が解除されるHPD(Human Presence Detection)対応や26時間の長時間バッテリー性能も実現。席に戻るたびにスリープ状態を解除する煩わしさを軽減し、充電が困難な場所でも仕事がしやすくなっています。

 

新型コロナウイルス感染防止を目的に、この1年で多くの企業でテレワークを取り入れるようになりました。オンラインミーティングで相手の音声がなかなか聞き取れずに聞き返したり、お気に入りのカフェでの仕事中に、バッテリー切れして困った経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

ThinkPad X1 Carbon Gen 9はそんなストレスから解放される、テレワークの強い味方になってくれるでしょう。

 

内蔵型のペンで快適なコラボレーションを実現できる

ThinkPad X1シリーズからは、もう1モデル発表されました。14型回転式マルチモードPC「ThinkPad X1 Yoga Gen 6」です。

↑ディスプレイを360°回転させればタブレットにもなります

 

360°ヒンジを採用しているため、1台でモバイルPC、タブレット、テント、スタンドの各モードを素早く切り替えることができます。これ1台を持っていればWeb会議の際はノートPC、対面での打ち合わせの際はタブレットとして使用などの多様な使い方が可能になります。

↑ヒンジは360°回転可能なため、テントモードにすることも可能です

 

また、オプションで充電式アクティブペンにも対応。ミーティング最中に手書き文字や図を書き込んだり、契約書にサインする際も便利になりました。

↑オプションのアクティブペンはボディ内部で充電できます

 

↑アクティブペンを用いて書いた手書き文字。データ上のマーキングなどでは便利です

 

バッテリーの持続時間は、従来モデルの最大約19.3時間から最大約23.9時間へと進歩しました。大容量のファイルなどを扱ったとしても、1日の労働時間は十分にカバーしてくれるでしょう。

 

さらに耐久性も秀逸。12項目の米軍調達基準に準拠したさまざまな品質チェックをクリアし、過酷な環境での使用にも耐えられるように設計されているので、万一、落としても故障のリスクを減らせます。

 

↑数々の耐久テストをクリア。ボディからヒンジ部まで頑丈な設計となっています

 

コンパクトな13.3型モデルにも注目!

コンパクトな軽量ボディに13.3型のディスプレイを搭載したThinkPad X13シリーズも最新モデルが登場しました。ThinkPad X13 Gen 2とThinkPad X13 Yoga Gen 2です。

 

今回からThinkPad X13シリーズにもアスペクト比16:10のディスプレイを採用したため、スクロール回数の軽減につながります。また、集音効果をより高めるべく、マイクの位置をキーボード面に変更。持ち運びしやすい上、パフォーマンスは大きく向上しました。

↑ThinkPad X1よりもややコンパクトなので、持ち運びや外出先での作業に便利です

 

ThinkPad X13 Yoga Gen 2もモバイルPC、タブレット、テントモードと使い分けられる上、充電式アクティブペンにも対応できるようになりました。

↑テントモードにすれば、出先で急なオンライン会議が入っても対応できるでしょう

 

テレワークでは自宅に限らず、好きな場所で仕事ができます。ただ、キーボード操作音を耳障りに感じる人もいるため、狭いところや静かな場所で使用するのをためらうことがあるかもしれません。しかいThinkPad X1 Yoga Gen 6、ThinkPad X13 Yoga Gen 2は1台でモバイルPCとタブレットを兼ねているため、自宅ではモバイルPCとして使用し、移動中の電車内やカフェではタブレットとして活用するといった、シチュエーションに合った使い方ができるモバイルPCです。快適なテレワークができることは間違いないでしょう。