2005年から2008年までの約3年半、毎週火曜日深夜に放送されていた「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」。番組終了から12年経った今でもたくさんのリスナーに愛され続けている番組ですが、なんと5月5日(水)25時から特番復活が決定!

 

「くりぃむしちゅーのANNはやばい」「伝説のラジオだ」なんて話は聞いたことがあったものの……私自身リアルタイムで聴いたことがなく「いつかこの耳で聴きたい」そう思っていた時にめちゃくちゃうれしいニュースでした! やったー!

 

この伝説のラジオ番組が復活した背景には、4月に発売された『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン 番組オフィシャルブック』(ナチュラルエイト・監修/ニッポン放送・協力/総合法令出版・刊)があるのだとか。今回は、5月5日の放送を何倍にも楽しくしてくれるこの番組オフィシャルブックをご紹介いたします。

 

タイトルコールをなかなか言わせてもらえなかった上田さん

『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン 番組オフィシャルブック』では、上田さんと有田さんに当時を振り返ってもらいながら楽しい思い出を語ったインタビューが掲載されています。

 

私自身はリアルタイムリスナーではないのですが、タイムスリップできるならその時に戻って聴いてみたい! と思ってしまうほど楽しそうなエピソードがたくさん掲載されていました。上田さんは、高校時代からオールナイトニッポンを聴いていて、芸人になってパーソナリティになるのが夢だったのだとか。レギュラーが決まった当時はその念願が叶ってうれしかったそうですが、あることができず歯がゆい思いもしていたそう……。

 

初期の頃に『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』っていう番組タイトルコールを有田が僕にやらせないやり取りがあったんですよ。だから「何だよ、タイトルコール言いてぇのに。何で言わせてくれねぇんだよ」っていう歯がゆい思いをしていましたね(笑)。

(『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン 番組オフィシャルブック』より引用)

 

これまでにオールナイトニッポンを聴いたことがある人はわかるかと思いますが、オープニングトークをして、タイトルコールをすると「ビタースウィート・サンバ」が流れる定番のアレです。オールナイトニッポンに憧れている人なら、絶対タイトルコールしたいですよね(笑)。

 

しかしそんな歯がゆい思いをしていた上田さんも、“とある事件”でタイトルコールができることに! リスナーだった方には定番かもしれませんが、この事件もしっかりオフィシャルブックに書かれてあります。5月5日のタイトルコールは誰がするのか、今から楽しみです。

 

このラジオの魅力は、ふたりのフリートーク

『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン 番組オフィシャルブック』を読めば読むほど、この番組はリスナーに愛されていたんだなぁと感じます。高校時代からの同級生コンビのくりぃむしちゅーだからこその掛け合いには、文字起こしを読んでも阿吽の呼吸で繰り広げられるトークテンポの良さが伝わってきます。

 

書籍の中では、この番組を支えていた歴代ディレクターや構成作家にもインタビューしているのですが、作っていた人たちもみんなこの番組が好きだというのが、言葉のひとつひとつから伝わってきます。特にラジオブースの中に入って、一緒に番組を盛り上げていた構成作家の石川昭人さんのインタビューには、裏話がたくさんあって、読んでいてワクワクしました。ぜひ現役リスナーさんだった人には読んでもらいたい!

 

冒頭で「番組作りで心掛けていたところは?」と質問されるのですが、石川さんは意外な答えをしています。

 

何もしないようにすることを心がけていました。僕はこの番組でしたことってあまりなくて、ただ笑っていただけなんですよ。

(『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン 番組オフィシャルブック』より引用)

 

色々としたくなっちゃうところを、「ただ笑っていただけ」と言えるのは本当すごいことですよね。石川さんのインタビューを読むと「それだけじゃない」ことも十分に伝わってくるのですが、熱い思いをもったスタッフさんあってこその番組だったのだな〜と感じました。

 

たった3年半のレギュラー放送でしたが、ここまで熱烈なファンを作り、10年以上経った今でも注目されるほど愛されている番組はなかなかありません。今回の復活でも、石川さんの笑い声が聴けると思うとうれしくなりますね。

 

今回は特番だけど……レギュラー復活の可能性もゼロじゃない?

実は「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」は、2008年に一旦の最終回を迎えてから何度か復活を遂げています。2020年に一夜限りの復活をした際には、「くりぃむANN」や「#ariue」がTwitterのトレンド入りを果たすなど、引き続き熱いリスナーたちがいることを感じさせてくれました。

 

オフィシャルブックのインタビューで、有田さんは2020年に復活した日のことを振り返りつつ、こんなことを語っていました。

 

この前の放送の後にもスタッフにちゃんと言いました。「ちょっとこれじゃあダメだよ。この前と内容が同じだから」って。だからせめて年に3、4回ぐらいは放送して、もうちょっと新しい展開を作っていきたい。だってレギュラー放送の時はフリートークのなかから何かネタが生まれたり、とんでもない角度からハガキが来て、それが次の週につながったりしていたんですよ。

(『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン 番組オフィシャルブック』より引用)

 

どこまで有田さんの本心かわからないけど、年3〜4回は期待しちゃう頻度(笑)。もしかしたら5月5日以降もやってくれるのかな? そんな気持ちになりますね。

 

このままレギュラー番組として復活してくれても「かまわんよ」と思いつつ、今回も有田さんのどんな「いや、まいったね……」から始まるのかワクワクです。

 

ちなみに、入り待ち・出待ちは禁止とのことですので、お家のレディオの前で『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン 番組オフィシャルブック』を片手に楽しみましょう!

 

【書籍紹介】

くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン 番組オフィシャルブック

著者:ナチュラルエイト(監)ニッポン放送(協力)
発行:総合法令出版

2005年〜2008年までレギュラー放送された深夜ラジオ番組『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』は、有田哲平さんと上田晋也さんが織りなす“部室トーク”で人気を誇り、レギュラー放送終了から12年経った今でも、オールナイトニッポン好きのリスナーから伝説のラジオ番組として絶大な支持を集めています。
今回、そんな同番組を“初”の書籍化。くりぃむしちゅーへのロングインタビューをはじめ、3年半の放送期間における神回や名言などを掲載。記録性の高いものとしつつ、制作関係者への取材も実施し当時の裏事情などを紹介して、ファン垂涎の1冊となっています。

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