超大手メーカーの製品ではなくとも、価格がリーズナブルで高い性能を持つ家電は数多く存在する。その分野のツウだからこそ知る“隠れコスパ家電”の耳寄り情報を厳選してお届け。今回は、デジタル家電を紹介します!

※こちらは「GetNavi」 2021年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私たちが教えます!

GetNavi編集部 デジタル担当

森 有史

ゲットナビ歴10年超のモノ好き。デジタル全般を担当しており、私生活でもスマホやタブレットをフル活用!

GetNavi編集長

川内一史

オーディオ・ビジュアル担当歴は8年以上。毎日使うモノは「使いやすさ」と「デザイン」の両方にこだわる。

AVライター

山本 敦さん

オーディオ・ビジュアルライター。最近ヤマハのサイレントギターを購入し、ドクター・キャピタルの動画を見て特訓中。

ガジェットライター

武者良太さん

1971年式のガジェットライター。AmazonやAliexpressで安くて良さげなモノを見つけると右手が勝手にポチる。

モバイルライター

井上 晃さん

スマートフォンやスマートウオッチを中心に、最新ガジェットやITサービスを追いかけるフリーライター。

【その1】人気ブランドの定番モデルが5000円強で買える!

Bluetoothイヤホン

Beats by Dr.Dre

Beats FLEX

実売価格5400円

ビーツのネックバンドスタイルのワイヤレスイヤホン「Beats X」の後継機が、よりお手頃な価格で登場。パワフルなサウンドはもちろん継承している。4色の鮮やかなカラバリから選べるのも魅力だ。

SPEC●連続再生時間:最大12時間●充電時間:70分(10分の充電で約1.5時間再生)●Bluetooth:Bluetooth Class 1●充電コネクタ端子:USB Type-C●質量:18.6g

 

いつも身に着けていたくなる軽快なフィット感が心地良い

左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンと違い、Beats Flexは音楽を聴いていない時にはケーブルを首から提げて、イヤホン背面のマグネットをくっつけるとペンダントのように身に着けられるところがとても気に入っている。左右イヤホンをくっつけると自動で音楽や動画の再生がストップし、耳に装着すると再生が開始される機能も便利だ。

 

イヤーピースによる遮音性能がとても高く、鮮やかなボーカルと身体の芯にズシンと響く低音を余すことなく伝えてくれるのも◎。スペックには防水・防滴仕様に関する記載がないものの、筆者はジムで軽く汗を流すようなスポーツシーンでも使用している。

 

↑遮音性に優れたイヤーチップを採用し、クリアな聴き心地を楽しめる。イヤーチップは4サイズが付属し合わせやすい

 

↑カラーは4色。Beatsブラック、ユズイエロー、フレイムブルーと、新たに加わったスモークグレイ(写真)が揃う

 

《ココが隠れコスパ!》AirPodsと同じくiPhoneとスムーズに連携

「電源を入れてiPhoneに近づけるだけですぐに接続完了。2台のBeats Flexを1台のiPhoneにつないでペアリスニングができるなど、AirPodsと同じ先端機能が楽しめるのが便利です」(山本さん)

 

↑iPhoneやiPadなどとの連携は特に便利。開封後電源を入れただけでiPhoneとつながった

 

【その2】SuicaとGPSに対応する高機能スマートバンド

スマートバンド

Fitbit

Fitbit Charge 4

実売価格1万9990円

昨年発売のスマートバンドに、ブラックのSuica対応モデルがラインナップ。運動量や睡眠のログを記録でき、単体でのGPS測定にも対応する。電池持続時間は最大7日間、GPS使用時は最大5時間。

SPEC●搭載センサー:3軸加速度計、光学式心拍数モニター、GPS、高度計●充電時間:2時間●通知および返信対応アプリ:Facebook/LINE/Twitterなど●本体質量:約30g

 

機能性をウリにしたバンドにSuica対応版が追加

2020年4月発売のFitbit Charge4は、単体でGPS機能が使えるスマートバンド。今年3月には、同名のモデルにブラックのカラーをまとったSuica対応版が追加された。具体的には、Fitbit Payの決済機能としてSuicaを選択可能。自動改札機に本機をタッチするだけでスムーズに乗車できる。チャージはGooglePayのほか、券売機やコンビニでの現金チャージにも対応する。

 

決済機能が目を引きがちだが、スッキリしたデザインがオンオフ問わずに使いやすいことや、心拍計を活用したワークアウトの計測、50m防水など堅実な基本機能も魅力。充電管理や手入れも容易だ。

 

↑操作は本体左側のボタンとスクリーンへのタッチで行う。指を上下左右にスライドさせて、各種機能操作を切り替える

 

↑Suica対応はブラックのみ。Suicaのほか最大6枚のクレジットカードまたはデビットカードを登録することができる

 

《ココが隠れコスパ!》洗練されたデザインと機能性の高さを両立

「スッキリしたデザインかつ、Suica対応で約2万円は魅力。単体のGPS測定にも対応したことで、スマホを持たずに散歩やランニングに出かけ、コンビニ決済も行えるのは便利です!」(井上さん)

 

↑アプリに搭載されるダッシュボード。アクティビティのデータを一覧で確認可能だ

 

【その3】超軽量のペン型360度カメラで気軽に全天球画像を撮影可能

360度カメラ

ベクノス

IQUI

実売価格3万2800円

側面に3つ、天面に1つのレンズを備え、360度全天球画像&映像を撮影できるペン型カメラ。本体には電源、シャッター、静止画・動画切り替えの3ボタンのみを備える。スマホと連携して遠隔操作も可能だ。

SPEC●内蔵メモリ:14.4GB●撮影可能静止画:JPEG 約1500枚●撮影可能動画時間(1回の記録時間):最大30秒、最大30分(合計の記録時間)●サイズ/質量:W20×H120×D20mm/60g

 

↑パーティーや誕生会などの集まりの場で気軽に取り出して撮影可能。撮影した写真はアプリでシェアできる

 

↑本体ボタンは3つのみで操作もシンプル。付属するバッテリーチャージャーケースを使えば、持ち運びしながらの充電も可能だ

 

《ココが隠れコスパ!》初代モデルと思えない完成度の高さが光る

「リコーTHETAを開発したスタッフが手掛けているだけあって、スマホアプリの完成度が高い! 撮影画像に各種エフェクトを加えられるなど、全天球画像をより楽しく扱えます」(森)

 

↑スタンドも付属。スマホアプリの遠隔操作機能を利用して、離れた場所からも撮影できる

 

【その4】超コンパクトながらハイレゾクオリティを存分に堪能できる!

デジタルオーディオプレーヤー

FiiO

M5

実売価格1万2750円

超コンパクトな筐体ながら384kHz/32bit&DSD5.6MHzのハイレゾ音源をネイティブ再生できるハイスペックモデル。AKM製の高性能DACチップ「AK4377」を使用し、低歪み・低ノイズのサウンドを実現する。

SPEC●最大ストレージ容量:2TB●インターフェイス:USB Type-C、3.5mmステレオミニ、microSDカードスロット●ディスプレイ:1.54インチHDタッチ液晶(IPS)●サイズ/質量:W45.3×H42.0×D13.7mm/約38g

 

↑USB Type-C端子を搭載。USB OTGケーブルと互換性のあるスマホやタブレットと接続すれば、手軽かつ迅速にファイル転送できる

 

↑クアルコム製チップ「CSR8675」を採用しBluetooth接続も安定。aptXHDやLDACなどの高音質コーデックにも対応する

 

《ココが隠れコスパ!》ボイレコや歩数計など音楽再生以外にも多機能!

「超小型ながら超ハイスペックで、スマホで聴くのとはひと味もふた味も違う音楽の喜びを味わえます。ボイスレコーダーや歩数計としても使えるなど、多機能なところも魅力!」(川内)

 

↑付属の透明クリップホルダーに入れて衣服などに装着可能。持ち歩いても邪魔にならない

 

【その5】カメラの楽しさが極まるU-1万円のマニュアルレンズ

ミラーレス用交換レンズ

銘匠光学

TTArtisan 35mm f1.4c 単焦点レンズ

実売価格8910円

F1.4という圧倒的な明るさを持つ、中国メーカー製の単焦点レンズ。APS-Cミラーレス用で、フルサイズ換算は約53〜70mm。オートフォーカスには非対応だが、マニュアルだからこそピント合わせが楽しく、じっくりと撮影を楽しめる。

SPEC●レンズ構成:6群7枚●対応撮像画面サイズ:APS-C●最短撮影距離:0.28m●絞り:F1.4〜F16●絞り羽根:10枚●フィルター径:39mm●サイズ/質量:φ約56×H50mm/約180g

 

↑ソニーのE、富士フイルムのX、キヤノンのEF-M、ニコンのZ、マイクロフォーサーズなど多くのミラーレス一眼マウントに対応。35mm判換算焦点距離はメーカーにより異なるので確認しておきたい

 

《ココが隠れコスパ!》暗い場所でも撮影しやすく絶妙なボケ味が楽しめる

「0.28mまで寄れるので暗い場所でも撮影しやすく、メインの被写体を大きく、前後をボカしながらの撮影が可能です。1万円以下でこれだけ楽しめるレンズはほかにありません!」(武者さん)

 

↑ライカなどに装着できるL(バヨネット)マウントモデルも新登場。価格は1万1000円

 

【その6】持ち運べるのが便利で様々なデバイスが使えるフルHDモニター

モバイルモニター

アイリスオーヤマ

ILD-A1616MS-B

実売価格2万9480円

2020年末に発売された15.6インチのポータブルモニター。アスペクト比は16:9で、解像度は1920×1080(フルHD)。表示色数も1677万色に対応する。スタンドカバーに包んで傷を予防しながらの持ち運びも可能だ。

SPEC●液晶パネル:15.6V型LEDバックライト液晶 ノングレア●最大解像度:1920×1080(フルHD)/60Hz●入力端子:USB Type-C×2、mini HDMI×1●出力端子:ヘッドホン端子

 

↑PCと接続すればデュアルモニターに。画面が広がり作業効率がアップする。スタンドカバー付きなので、モニターを立てて使用可能だ

 

↑モニター本体の厚さはわずか9mm。スタンドカバーを付けても薄いので、バッグなどに入れて持ち運びしやすい。本体質量は約550g

 

《ココが隠れコスパ!》ビジネス使用にも十分な性能でゲーム用途にも使える

「ビジネス利用に耐える仕様を備え、スタンドカバーや必要なケーブル類も同梱されているのも便利。スピーカーも備えており、プライベートではゲーム用としても使えます」(井上さん)

 

↑スマホなどを接続すれば大画面で動画の視聴が可能。ゲーム機を接続しても便利に使える

 

【その7】完全ワイヤレスのスタンダードに最先端技術をギュッと凝縮

完全ワイヤレスイヤホン

AVIOT

TE-D01m

実売価格1万3750円

AVIOT完全ワイヤレスイヤホンのスタンダード機。音質への影響を最小限にとどめたマイルドな効果のアクティブノイズキャンセリング機能が特徴だ。長時間聴いても疲れない音のバランスはリモートワークにも最適。

SPEC●ドライバー:6mmダイナミック型●感度:93±3dB●最大再生時間:50時間(チャージングケース併用時)●イヤホン充電時間:1.5時間●Bluetooth:ver.5.2●質量:53g(チャージングケース+イヤホン)

 

↑外来ノイズを中・高音域と低音域に分割。それぞれの音域に対して最適なリダクション効果を発揮し、ノイズを低減する

 

↑公式アプリの「AVIOT SOUND XXX」を利用可能。音量設定やタッチセンサーのコントロールなどをスマホで行える

 

《ココが隠れコスパ!》タフなバッテリーには驚き! 安定の接続性能も魅力

「バッテリーのタフなスタミナ、外音取り込みやIPX4相当の防滴性能、アプリ対応、プレーヤー機器との左右同時接続による安定感など、同価格帯の製品に敵なしの魅力が満載です」(山本さん)

 

↑イヤホン本体はIPX4(あらゆる方向からの飛沫を受けても受けない)の防水性能を誇る

 

【その8】充電器やマウスパッドで散らかりがちなデスク問題を解決できる

マウスパッド

サンコー

メモ! 充電! パッド!3in1極薄マウスパッド

実売価格3980円

筆圧を感知して手軽に書き込める電子メモ機能と、Qi対応のワイヤレス充電機能を備えたマウスパッド。約1.5mmという薄さで、机の上に置いても邪魔になりにくい。本体はUSB経由での充電に対応する。

SPEC●ワイヤレス出力:7.5W(急速充電非対応)●付属品:MicroUSBケーブル(95cm)、タッチペンほか●サイズ/質量:W325×H8(最薄部1.5)×D245mm/260g

 

↑本体左側にQi対応ワイヤレス充電部を搭載。ペンを使用したパッドへの書き込み操作を邪魔する心配が少ない

 

↑本体を裏返してマウスパッドとして使用することも可能。薄いので腕が引っ掛かる心配もない。光学式マウスにも対応

 

《ココが隠れコスパ!》最新スマホの対応が進む無線充電を活用できる

「iPhoneを始め、ワイヤレス充電対応スマホは増えていますが、肝心のワイヤレス充電器が机の上で邪魔になりがち。本品なら、机に常備しやすいため、自然に充電しておけます!」(森)

 

↑バッグにも容易に収納可能。13.3インチのノートPCとほぼ同等サイズで携帯しやすい

 

【その9】4Kチューナー&Android TV搭載でアンダー5万円という衝撃プライス!

4K液晶テレビ

TCL

P815シリーズ

実売価格4万8180円(43V型)〜7万1040円(55V型)

4Kチューナーを1基搭載。HDR対応のWCG(広色域)を採用し、あらゆるシーンを鮮やかに描き出す。画面を1296分割して映像を詳細に分析する「マイクロディミング」機能を備え、明暗をくっきりさせることで奥行きをリアルに再現。

SPEC【55V型】●チューナー:4K×1、地デジ/BS/110度CS×2●接続端子:HDMI×3、USB×2、LAN×1ほか●サイズ/質量:W1229×H776×D279mm/15.3kg(スタンド含む)

 

世界2位のブランドが放つハイスペックなエントリー機

2019年に日本市場へ本格参入したTCLは、世界シェア2位を誇るトップブランド。独自の高画質技術が高く評価されている。

 

P815シリーズはエントリークラスながら、上位機に引けを取らないハイスペックモデル。色鮮やかでメリハリのある画質で、4K放送だけでなくネット動画やBlu-rayも美しく表現できる。また、3D音響技術の「Dolby Atmos」に対応し、包み込まれるようなサウンドを実現可能だ。

 

このクオリティで5万円を切る価格は衝撃的。個室用のサブ機としても使えるので、いますぐ衝動買いしても損はない。断言できる。

 

↑画面を1296のゾーンに分割し映像情報を詳細に分析するマイクロディミング機能を搭載。風景の奥行き感をリアルに映し出す

 

↑UHDBlu-rayやネット動画配信サービスで採用される高画質規格のHDR10やDolby Visionに対応。鮮やかな色彩を表現する

 

《ココが隠れコスパ!》多彩なネットコンテンツをサクサク快適に楽しめる!

「Android TVを搭載し、多彩なネットコンテンツを楽しめます。UIが見やすくサクサク操作できるうえ、Googleアシスタントによる高精度の音声操作機能を備えるのも魅力です」(川内)

 

↑YouTubeやNetflixなどコンテンツは無限。高画質な大画面で見れば臨場感もひとしおだ

 

【その10】新時代のデジキャンプに良し! 防災の備えとしても安心!

ポータブル電源

Smart Tap

PowerArQ mini

実売価格3万4100円

コンパクトながら346Whの大容量を誇り、合計最大200Wまでの出力に対応するポータブル電源。AC100VのほかUSB出力端子も搭載。シガーソケット端子もあり、カー用品も使える。

SPEC●バッテリー容量:346Wh●合計最大出力:200W(AC100V)●出力端子:AC100V×1、USB Type-A×2、DC13.3V×1●サイズ/質量:W230×H195×D193mm/3.5kg

 

ミニ冷蔵庫やジューサーも動かせるパワーが自慢

これからの季節、注目度が高まっていくポータブル電源。風情がない! と言われるかもしれないが、電気の力があればキャンプ&車中泊が超快適になること間違いなし。ミニ冷蔵庫が使えるから、冷たいドリンク飲み放題! 他にもジューサーミキサーやアイスクリームメーカーなど、小型家電を駆使できる。キャンプや車中泊での冷暖房装置にも活用可能。AC電源が取りにくい場所でのDIYにも重宝する。普段から充電しておけば、スマホの充電など、災害時の電源としても頼れる存在になる。

 

質量は3.5kgと軽量。気軽に持ち運べるのもとても便利だ。

 

↑USB出力端子を2基搭載するがType-Aのみ。DC出力は5V/2.4Aのため、タブレットの充電にも対応する

 

↑別売のソーラーパネル「PowerArQ Solar」で太陽光での充電にも対応。接続すれば自動的に充電モードに切り替わる

 

《ココが隠れコスパ!》デジタル家電でも使える正弦波電源がこの価格

「安価なポータブル電源と違い、波形が整えられた正弦波電源を供給できてこの価格は驚き。バッテリー容量も必要十分です。コンパクトなので普段の生活でも活躍する場所が広いです」(武者さん)

 

↑本体サイズはゲットナビよりコンパクト。質量は3.5kgと軽量でラクに持ち運び可能