夏を前にして各社から新製品が続々リリース。今回は、その中でも特に注目すべきスマホ、完全ワイヤレスイヤホンから最先端ガジェットまでを一挙紹介。これまでにない意欲作が続々登場してきた!

※こちらは「GetNavi」 2021年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私がチェックしました!】

テクニカルライター

湯浅顕人さん

オーディオからガジェット、アウトドアツールまで精通。アクティブにアイテムを活用する。

 

【その1】カメラもオーディオも極めた5Gフラッグシップスマホ

Androidスマホ

ソニー

Xperia 1 III

価格未定

6月中旬以降発売

世界初の可変式望遠レンズを含むトリプルカメラを搭載した旗艦機。新構造のスピーカーは最大音圧が向上し、映画や音楽を高い臨場感で再現する。21:9の4Kディスプレイは120Hz駆動&最大240Hzのタッチ検出に対応しており、ゲームも快適だ。

SPEC ●ディスプレイ:6.5インチ有機EL●CPU:Snapdragon 888●RAM/ROM:12GB/256GB●防塵/防水:IPX5/IPX8/IP6X●バッテリー:4500mAh●サイズ/質量:W71×H165×D8.2mm/188g

 

↑3.5mmステレオ端子を搭載するほか、最大音圧が40%向上したステレオスピーカーも装備。立体音響技術「360 Reality Audio」にも対応する

 

↑カメラアプリはシャッタースピードやISO感度などを設定可能な「Photography Pro」に一本化。設定の簡単な「BASIC」モードも備えている

 

【プロのインプレ!】広角から望遠まで撮影意図を反映できるカメラ性能がスゴい

「特筆すべきは広角16mmから望遠105mmまでカバーするカメラまわりの豪華さ。素早く正確なAFや低照度撮影の美しさ、さらに多機能な撮影アプリを備え、その性能は群を抜きます」(湯浅さん)

 

↑最下段に屈曲光学系を採用した望遠レンズを搭載。焦点距離を70mmと105mmの2段階で切り替えられる本格仕様だ

 

【その2】首元の熱を吸収する「着るエアコン」が進化!

ウェアラブルサーモデバイス

ソニー

Reon Pocket 2

実売価格1万4850円

ステンレススチール製の金属部を首筋に当てて冷やしたり温めたりできるデバイス。熱を吸収する電子部品「ペルチェ素子」を利用しており、この第2世代では従来比最大2倍の吸熱性能を実現した。新たに耐水・耐汗構造となり、モバイルバッテリーに接続したまま使える。

SPEC ●充電時間:約2.5時間●電池持続時間:COOL/約4時間(レベル1)〜約1.5時間(レベル4)、WARM/約4時間(レベル1)〜約2時間(レベル4)●使用温度範囲:5℃〜40℃●サイズ/質量:W54×H20×D16mm/92g

 

↑別売のネックバンド(実売価格1480円)も用意。冷温部が首元にしっかり密着するフィット性の高い素材で、15gと軽い

 

↑専用アプリでは冷たさ・温かさのレベルをそれぞれ4段階から選ぶことが可能。冷温部の温度チェックや電源操作もできる

 

【プロのインプレ!】性能アップに加え対応ウエアが増えてさらに使いやすく

「冷感素材ではなく、実際に熱を吸収して体表面温度を下げてくれるのが魅力。従来は専用肌着と併せて使う必要がありましたが、ネックバンドが登場したことで使いやすさがアップ。さらに、アパレルメーカーからも対応ウエアが続々登場中です」(湯浅さん)

 

↑対応Tシャツは、セレクトショップ「エストネーション」などで販売中。いずれも首元に本製品の格納ポケットを備え、自然に装着できる

 

【その3】マグネットでiPhoneに固定できる新機軸バッテリー

モバイルバッテリー

Anker

PowerCore Magnetic 5000

実売価格3990円

容量5000mAhのモバイルバッテリー。最新iPhoneで採用されたMagSafeに対応しており、本体をしっかり固定して充電できる。USB Type-C端子を経由して各種機器への高速給電も可能。バッテリー本体の充電もUSB Type-Cケーブルで行う。

SPEC ●容量:5000mAh●USB Type-C入力:5V/2.2A(最大11W)●USB Type-C出力:5V/2A(最大10W)●ワイヤレス出力:5W●サイズ/質量:W93×H63×D16mm/133g

 

↑マグネット式ワイヤレス充電は、iPhone 12シリーズが対応。iPhone 12へは約3時間で最大95%まで充電可能だ(Anker調べ)

 

↑ケースがMagSafe対応なら、装着した状態でもそのままワイヤレス充電可能。いちいちケースを取り外す必要がない

 

【プロのインプレ!】薄型バッテリーで装着しながらでも端末を操作しやすい

「薄さ16mmのスリム仕様で、マグネット式ワイヤレス充電をしたままでもiPhoneを保持しやすいのがうれしい。ワイヤレス充電時に気になる、温度管理や過充電保護、異物検知といった安全機能をしっかりと備えた点は、さすがのAnker製品です」(湯浅さん)

 

↑ワイヤレス充電しつつiPhoneを使えるのが◎。強力なマグネットと滑り止めに加え、握りやすい形状のため片手でも安定して操作できる

 

【その4】後方カメラで追突事故もしっかり記録する

ドライブレコーダー

パイオニア

VREC-DH300D

実売価格2万5980円

前後2つのカメラと3.0型モニターからなるドライブレコーダー。衝撃検知時の録画は別フォルダに保存され、GPSで録画時の位置も記録してくれる。高感度な「STARVIS」搭載のCMOSセンサーで、暗い場所でも鮮明に撮影可能だ。

SPEC ●画素数:約370万(本体)、約200万(リア)●画角:水平112度、垂直60度(本体)/水平105度、垂直55度(リア)●サイズ/質量:W90.5×H101.9×D36mm/125g(本体)

 

↑操作メニューの画面位置は、側面の操作ボタンと連携している。大画面とあいまって、夜間でも操作しやすい

 

【プロのインプレ!】「記録の死角」を大幅に減らせる!

「車両事故で多くの割合を占める追突事故では、ドラレコがあっても後方カメラがないと意味がありません。本機は後方カメラもF1.8の明るいレンズと高感度イメージセンサーを搭載しているので安心できます」(湯浅さん)

 

↑高感度録画機能「ナイトサイト」に対応。スモークのリアガラス越しでも明るく撮れる

 

【その5】デザインを妥協したくない人に最適な健康管理トラッカー

スマートウオッチ

Fitbit

Fitbit Luxe

実売価格1万7990円

心拍数や体温、睡眠状態といった身体情報や、ウォーキングやサイクリングなどの運動量を記録できるスマートウオッチ。アプリと組み合わせ、健康状態の分析も可能。ガイドに従って行うリラックスできる呼吸セッションも用意する。

SPEC ●ディスプレイ:カラー有機EL●計測項目:呼吸数、安静時心拍数、心拍変動ほか●バッテリー持続時間:5日間●耐水性能:50m●サイズ/質量:W17.5×H36.3×D10.2mm/26.2g

 

↑ジュエリーのような輝きを持つ本体。金属射出成形デザインと金属気化技術で実現した

 

↑心拍数表示。有機ELディスプレイにより、明るい屋外でもしっかりと視認できる

 

【プロのインプレ!】男女も場面も問わずにいつでも身に着けていられる

「身体や活動の記録をとるトラッカーは、できれば24時間身に着けていたいもの。高品位なデザインのFitbit Luxeは、フォーマルでもカジュアルでもマッチ。シリコンベルトも装着感が良く、自宅でもずっと着けていられます」(湯浅さん)

 

↑スタイリッシュな外観で、様々なファッションに合わせられる。写真はブラック/グラファイトだ

 

【その6】一台置くだけで立体的な音響空間を創出

ワイヤレススピーカー

ソニー

SRS-RA5000

実売価格6万6000円

7基のユニットを搭載したワイヤレススピーカー。「360 Reality Audio」対応の配信サイトで対応コンテンツを再生すると、周囲360度と上方向から音が聴こえ、部屋のどこにいても音に包まれる感覚を味わえる。

SPEC ●スピーカー口径:約4mm(上向き)×3、約46mm(ミッド)×3、約70mm(サブウーファー)×1●方式:密閉型(上向き、ミッド)、バスレフ型(サブウーファー)●サイズ/質量:W235×H329×D225mm/4900g

 

↑入力切り替えボタン。Wi-Fi(音楽配信サイト)、Bluetooth、有線(ステレオミニ端子)の各接続を切り替えられる

 

↑スマホから本体設定や配信サイトの選択が可能。Amazon Music HDに「360 Reality Audio」対応の音源がある

 

【プロのインプレ!】多数のスピーカーやケーブルを使わずに立体音響を楽しめる

「周囲に多数のスピーカーを設置しなくても、一台置くだけで立体音響が楽しめるのは便利。映画などを6.1chサラウンドで視聴するような使い方はできませんが、2chの音源でも音場を広げてくれる『Immersive AE』機能を備えており、臨場感は十分優れています」(湯浅さん)

 

↑設置例。上方と水平方向に設置されたスピーカーが、反響も利用して立体音響を実現。部屋の形状に合わせて設定を最適化する機能もあり

 

【その7】左右が自動認識で切り替わり手探りでもサッと装着!

ワイヤレスイヤホン

EARIN

A-3

2万7800円

左右独立のワイヤレスイヤホン。耳にフィットするデザインで、長時間の装着でも快適。IP52の防塵・防水に対応する。充電はケースに装着して行い、USB Type-Cとワイヤレス充電を利用できる。4つのマイクでノイズレス通話も可能だ。

SPEC ●再生周波数帯域:20Hz〜20kHz●ドライバー型式:ダイナミック型●充電時間:1.5時間●最大再生時間:5時間●本体質量:3.5g(片方)

 

↑イヤーチップのないオープンタイプのため、非常にコンパクト。それでいてドライバーは14.3mmと大口径で、迫力のあるサウンドを楽しめる

 

↑耳にフィットするデザイン。左右ともにタッチセンサーを装備し、ダブルタップや長押しによって再生・停止などの操作が可能

 

【プロのインプレ!】左右自動認識で着脱が頻繁でもストレスフリー!

「2つのユニットに左右の区別がなく、装着すると配置が自動認識されて左右が割り当てられます。装着時にいちいち左右を確認しなくて済むのは本当に便利で、レジでの会計時などちょっとイヤホンを外すときなどで快適さを実感します」(湯浅さん)

 

↑バッテリーを内蔵したケース。充電時も左右を区別せずに収納できる。本体とケースを併用すると、3時間の充電で最大30時間の使用が可能だ

 

【その8】フォーマルとアクティブを2種類のストラップで使い分け

スマートウオッチ

OPPO

OPPO Band Style

実売価格4480円

心拍数や運動量などを記録するデバイス。ストラップはフォーマルな場にも合うスタイルタイプと、ワークアウト時などに使えるスポーツタイプの2種類が付属する。スマホと連携し、通知の確認や曲再生の操作なども可能。

SPEC ●ディスプレイ:1.1インチ有機EL(126×294ドット)●防水:5気圧●サイズ/質量:W40.4×H17.6mm(ストラップ幅11.45mm)/10.3g

 

↑文字盤の切り替えが可能。初期設定の5種類のほか、スマホアプリ経由で40種類以上を選択できる

 

↑スタイルストラップは付けたままで充電できる。最長12日間の使用が可能

 

【プロのインプレ!】この価格で“全部入り”に近い機能の充実ぶり

「基本的な機能に加え、新型コロナ対策で話題の血中酸素レベル測定や、サイクリングや水泳など12種類のスポーツモード、カメラコントロールなど機能が満載。どんな服装にもマッチする洒落たデザインも魅力です」(湯浅さん)

 

↑専用アプリ「HeyTap Health」。取得したデータの履歴を表示・分析できるほか、本体の設定も可能

 

【その9】暑く蒸れがちなマスク内の空気を循環させる

マスク取り付け型ファン

ライフオンプロダクツ

PRISMATE マスクエアーファン

1760円

マスクに取り付け、内部の空気を循環させるファン。本体には抗菌加工が施され、抗菌率99.9%を実現する。連続動作の通常運転モードと、間引き運転のリズムモードの2通りを備え、ダブルクリック方式の電源で誤作動を防止できる。

SPEC ●充電時間:5時間●連続使用可能時間:3.5時間(リズムモード使用時)●バッテリー容量:250mAh●消費電力:0.5W●サイズ/質量:W35×H18×D73mm/22g

 

↑装着例。本体はマスク内に隠れ、外から見えるのはクリップ部だけなので、目立ちにくくスマートだ

 

【プロのインプレ!】これからの季節少しでもマスクを快適に使いたい!

「本機を使えば、暑い夏でもマスクの着用が楽になります。マスク一体型ではないので、好みのマスクと組み合わせて使えるのが魅力的です。なお黒系のマスクを使いたい人には、オフィシャルストア限定でダークグレーも用意されています」(湯浅さん)

 

↑体表温度の違い(メーカー調べ)。ファン使用中は、未使用時に比べてマスク内の温度が大幅に下がっている

 

【その10】スマホの画面で耳の中が見えるハイテク耳かき

耳かき

ライフサイド

MieRu

実売価格7580円

先端に超小型レンズを装備した耳かき。耳穴内の映像をスマホでリアルタイム表示可能。先端のイヤースプーンは付け替え可能で、大人用・子ども用・360度環状が2本ずつ付属する。自動温度制御や鼓膜接近アラームなど、安全性にも配慮。

SPEC ●解像度:500万ピクセル●計測精度:0.02cm●フル充電時間:1.5時間●フル充電使用時間:約90分●サイズ/質量:W150×H30×D20mm/32g

 

↑先端部。耳穴内を明るく照らすLEDやCMOSレンズ、AIチップなどの超小型パーツが配置されている

 

↑スタイリッシュな収納ケースが付属。イヤースプーンも一緒に収納しておくことができ、紛失しにくい

 

【プロのインプレ!】耳穴の様子が詳細にわかって興味深い

「注意深さを必要とする耳掃除。本機は耳穴内とイヤースプーンの先端部分を360度のパノラマ映像で確認できます。3種類のイヤースプーンが2本ずつ付属しているため、家族でイヤースプーンを使い分けることも可能です」(湯浅さん)

 

↑スマホの「Time siso」アプリ。リアルタイム表示のほか、静止画や動画での記録も行える