アイロボットジャパンは、6月8日の「ルンバの日」に、オンラインにて事業戦略発表会を開催。ここで同社は2020年に開始したサブスクリプションサービス「ロボットスマートプラン+(プラス)」をアップデートし、同日より運用を開始することを発表しました。

↑アップデートの内容を発表する同社ダイレクトビジネス部の皆川光宇氏

 

アップデートの内容は以下の通り。

【アップデート1】 人気のフラッグシップモデル「ルンバ s9+」をラインナップに追加

「ルンバ s9+」はルンバで唯一、壁際や部屋の隅の掃除に適した「Perfect Edgeテクノロジー」を搭載する最上位モデル。エントリーモデルの約40倍の吸引力を持ち、自動ゴミ収集機を備えています。この「ルンバ s9+」を月額定額制の「あんしん継続コース」(※)のユーザーの85.9%が「体験したい」と回答。その声に応え、今回新たに「あんしん継続コース」のラインナップに「ルンバ s9+」が追加されました。「ルンバ s9+」の月額利用料金は5480円(税込/以下価格はすべて税込)。

※あんしん継続コース…月額利用料金:エントリーモデル980円〜最上位機種5480円 契約期間:36か月間(※契約満了時に所有権がユーザーに移転。契約開始から6か月以内は解約・返品不可) 無償保証・修理期間:36か月間(※ユーザー過失故障の場合は、契約開始から1年以内であれば無償修理対象)。

 

【アップデート2】 ロボットを返却せずにあんしん継続コースへの移行が可能に


これまでは「おためし2週間コース」(※)から月額定額制の「あんしん継続コース」へと契約切り替えをする際は、一度ロボットを返却しなければならなかったため、「返却に手間がかかる」「ルンバが家の間取りを記憶したばかりなので不便を感じた」というユーザーの声があったそう。

※おためし2週間コース……契約期間:14日間 オプション:2週間のレンタル終了後、アイロボット公式オンラインストアで同型の製品を購入した場合、レンタル料金相当を全額キャッシュバック(要申請)。また、「あんしん継続コース」に移行の場合、初月利用料が無料となり、「おためし2週間コース」の利用料金相当を全額キャッシュバック

 

そこで、コース変更後でも返却せずに同じロボットを使えるように変更。「おためし2週間コース」から「あんしん継続コース」へ移行すると、「おためし2週間コース」の費用1980円をキャッシュバック、初月1か月無料、たっぷり3年保証というこれまでの特典が利用可能。さらに、コース変更後も同じロボットを使う場合には、月額料金が10%オフとおトクに利用できます。

 

【アップデート3】 「おためし2週間コース」は全モデル一律1980円に価格改定


従来は機種によって1980〜4980円と価格に違いがあった「おためし2週間コース」。その価格を全モデル一律1980円に改定しました。自動ゴミ収集機付きの上位モデル「ルンバ i7+」を例にとると4980円→1980円(約60%オフ)となり、3000円もおトクになるわけです。これにより、上位モデルを試すハードルが格段に下がることになります。なお、先述の最上位モデル「ルンバ s9+」は「おためし2週間コース」の対象外。

 

3つのアップデートのなかでも、特に「おためし2週間コース」で上位モデルを含む全モデルが1980円になったインパクトは大きいです。「おためし2週間コース」を創設し、キャッシュバックを充実させた前回アップデートと同様、「とにかく一度使ってみて!」というアイロボットの強い熱意が見て取れますね。

 

6月11日から「あんしん継続コース」が3か月無料になるキャンペーンも実施

さらに、6月11日(金)00:01〜7月18日(日)23:59には、月額定額制の「あんしん継続コース」が3か月無料になるキャンペーンも実施するとのこと(対象製品:ルンバ i7、i7+、i3、i3+、ブラーバジェット m6 ※新規申し込み、おためし2週間コース経由いずれも対象)。

 

価格を抑えたプログラミングロボット「Root rt0」を発売

事業戦略発表会では、ルンバをモチーフとしたプログラミングロボット「Root」の新モデル「Root rt0(アールティーゼロ)」も発表されました。発売は7月8日。

↑左が新モデルの「Root rt0」で、右が従来モデルの「Root rt1」

 

Rootは同社の「STEM(※)教育への情熱を形にしたロボット」とのこと。従来モデルの「Root rt1」(アイロボットストア価格2万9800円)は、今年2月の発売後約4か月で34都道府県の小学校で導入されました。

↑Rootを使った仙台白百合学園小学校での授業の様子。生徒たちは、シートをぐるっと一周させるミッションに夢中になっていました

 

現場の教師からは「敷居が高く感じていたプログラミングが、ぐっと身近に感じられるようになった」など概ねポジティブな声が上がる一方で、「予算取りが厳しい」「生徒一人に一台のRootを導入するのはハードルが高い」という声も聞かれるとのこと。そこで、従来のRootに搭載されている天板ホワイトボード、イレイサー、カラーセンサー、段差センサー、マグネットを省略し、価格を抑えたのが「Root rt0」(アイロボットストア価格2万4800円)です。

※STEM……Science(科学)Technology(技術)Engineering(エンジニアリング)Mathematics(数学)の頭文字からとった教育プログラム

 

サブスクをより使いやすく改善したルンバ、価格を抑えたRoot。どちらも導入のハードルをぐっと下げたことで、さらなる普及が見込まれます。家庭でも学校でも、より身近な存在になりそうですね。