「十分な作業場所が確保できない……でも木工を思う存分楽しみたい!」。そんな理想と現実の狭間で悩んでいる木工LOVERに向けて、目からウロコの空間活用術をどどーんと紹介!

 

ロフトつきの趣味小屋に取り入れたハシゴの設置方法&工具収納アイデア

小屋の背面にある勝手口から見た工房内。パイン材を使ったカウンターテーブルが渡邊さんの主な作業場所

 

工房小屋外観。壁は漆喰仕上げ。サイズは幅3185×奥行3640mmで、約11.6平米ある

 

profile

渡邊和行さん(47歳)
岐阜県在住/DIY歴7年/施工費用40万円

当初は材料置き場として製作をスタートさせた小屋だったが、仕上がりにこだわっているうちに、物置にはもったいないと感じ、急遽工房仕様に路線変更。そのため内装は発展途上ではあるものの、マネしたい省スペースアイデアがすでにいくつもあったので紹介したい。

 

idea1 ひと工夫加えた収納ボックスは機能的で工具の出し入れがしやすい

渡邊さん曰く「スライド丸ノコの台が完成しておらず、いまいちレイアウトを決めきれていない」とのこと。そのため、まだあまり収納は作っていないのだが、そんななかでも、背板がスノコ状になった扉つきの収納箱と、デッドスペースを活用するために作ったハシゴ下の収納棚に着目。どちらもちょっと変わった構造になっていて面白い。

ハシゴ下にある収納ボックス。前と横2方向から引き出す形にしたので、引き出しの奥行が短くなり物が取り出しやすくなっている

 

扉つきの工具収納。棚板はスノコ状の背板に引っかけているだけなので、自由に配置を変えられる

 

idea2 作業スペースをより確保するためロフトへ上がるハシゴは収納が可能

「工房に遊び心を取り入れたかった」と話す渡邊さんは、小屋の高い しやすい天井をいかしてロフトを製作。常にハシゴがかけてあると邪魔になるため、ロフトの床の一部を開閉式にして、折りたためるタイプのハシゴを設置した。なお、ハシゴはロフト専用の既製品を使用。10年ほど前に知人から譲り受けたものを取ってあったそう。

ロフトの床を開けると折りたたまれたハシゴが降下。また、その下の収納ボックスは、ハシゴを展開してもギリギリ邪魔にならないサイズになっている