売れすぎ品薄で話題となった「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」、アルコール0.5%の“微アル”で注目を集める「アサヒビアリー」など、攻めに攻めているのが今年のアサヒビール。もう一つトガッた新プロダクトを挙げるとすれば、家庭用生ビールサービス「THE DRAFTERS(ドラフターズ)」でしょう。

↑「THE DRAFTERS(ドラフターズ)」。事前のメディア向け発表会では多くの質問が飛び交うなど大盛況

 

果たして、「THE DRAFTERS(ドラフターズ)」の設置は簡単なのか? 簡単においしく注げるのか? などの疑問点を中心に、金額やサービス内容も踏まえてレポートしていきます。

 

毎月約8000円で4Lの樽生ビールが楽しめる

概要から解説すると、「ドラフターズ」とはアサヒビールが開発した「本格泡リッチサーバー」を会員に貸し出し、「アサヒスーパードライ」のミニ樽2L缶を毎月2回定期配送するサービス。つまりは生ビールのサブスクリプションサービスです。

↑申し込みは、公式サイトのプレ会員登録から

 

利用料金は月額税込7980円で、内訳は基本料金2990円(サーバーレンタル料込)+ビール料金4990円。ビールは鮮度を優先して月2回に1本ずつ、サーブするためのミニガスもミニ樽1本につき1本が付いてきて、配送料が含まれた金額になります。ビールの追加は可能で、その場合はミニ樽2Lが1本につき税込1980円とお得な料金に。いざ届いてみると、それはそれは豪華な内容でした。

 

2Lのミニ樽は、おなじみのデザインを踏襲した大きいサイズのボトル缶。上部にはスクリューキャップが付いていて、ここから器具を経由してサーバー本体とつなぎます。また、ミニガスは手のひらサイズで、こちらも本体の器具に取り付けます。

↑ミニ樽(左)とミニガス(右)。ミニガスはその右の白い箱に入っていました

 

「本格泡リッチサーバー」は裏側に電源があり、コードはノートPCのようにアダプターを経由してコンセントに差し込みます。また、ビールを注ぐためのパーツは「ドラフトタップ」「中栓」「ビアチューブ」と数種にわかれ、洗浄しやすいのもポイントです。

↑各種パーツや洗浄用のブラシ。「ドラフトタップ」(左下)にはカバーが付いているほか、受け皿(中央右)もあり、誤動作や液だれへの配慮も十分

 

組み立ては説明書に沿えば簡単で、ガスを送り込む「減圧弁ユニット」にミニガスをセットし、「中栓」に「ドラフトタップ」と「ビアチューブ」を取り付けます。その後、冷やしたミニ樽のスクリューキャップを開けて「中栓」のリングとジョイントします。

↑左上が「中栓」と「ドラフトタップ」、右上が「減圧弁ユニット」にミニガスをセットするところ。左下が「中栓」に「ビアチューブ」を取り付けるところで、右下がミニ樽と「中栓」をジョイントするところ

 

なお、「ドラフトタップ」は分解して洗浄が可能。「ビアチューブ」は6カ月が使用期限の目安で注文すれば送ってもらえるなど、衛生面も万全です。

↑ミニ樽が斜めに入る形で「本格泡リッチサーバー」本体にセットします

 

ここまで行けばセッティングは最終段階。ミニガスが入った「減圧弁ユニット」から延びているガスホース継手を「中栓」のガス供給口にはめれば、お待ちかねの一杯は、もうすぐそこ。

↑ガスホース継手を「中栓」のガス供給口へ。カチッとはまれば完了です

 

 

店でしかなかなか体験できなかった“天使の輪”に大感動!

ちなみに、ミニ樽は事前に冷蔵庫で12時間以上冷やしておくとスムーズに飲めます。ぬるいままだとおいしさが低減するうえ、泡だらけになってしまいます。「本格泡リッチサーバー」は本体のスイッチを入れることで冷却機能が働き、常時キンキンに冷えた生ビールが飲めるように。

↑この電源ボタンを押してスイッチオン。青く光るデザインがクール

 

モードについては後述しますが、ミニ樽セッティング後は「スタンダード・コールドモード」の場合1〜2時間冷やしておくのがベター。そして、いよいよビールをサーブ。レバーを手前に引くとビールが、奥側に押すと泡が出ます。使い心地は飲み放題のビアガーデンにあるようなサーバーとほとんど同じで、特に難しさを感じません。

↑うまく注ぐコツは、グラスを45度傾けて、グラスの内側にノズルを密着させること

 

↑泡はきわめてシルキー。※撮影用にグラスから離しています

 

半分ほど注いだら徐々にグラスを起こし、最後に“付け泡”で調整。初めてでも簡単に注げました。しかも手前味噌ながら、完成度は驚くほどハイクオリティ。

↑「ウマいに決まっている!」ビジュアルで、実際飲んでみると至福のおいしさ。中身は350ml缶などの普通の「アサヒスーパードライ」と一緒ですが、サーバーから注ぐとやはり格別

 

前記の電源ボタンのところでチラッと写りましたが、「本格泡リッチサーバー」は温度帯の違う2つのモードがある点も魅力。一つは「スタンダード・コールドモード」で、一般的なビールの飲みごろである約4℃で抽出します。もう一つは「エクストラコールド・モード」。こちらは“氷点下のスーパードライ”でおなじみの、飲食店などで楽しめる「アサヒスーパードライ エクストラコールド」同様、-2〜0℃で抽出するモードです。

↑電源ボタンを軽く押すとモードが切り替わります(オン/オフの際は長押し)

 

「エクストラコールド・モード」は切り替えてから3〜4時間で氷点下の世界へ。キンキンが大好きな人は常にこのモードでもいいでしょう。ということで、エクストラコールドのグラスを用意して注いでみました。

↑注ぎ方は慣れればあっという間。こちらも感動的な仕上がりです

 

当然ながらこちらも激ウマ。しっかり温度コントロールされた氷点下のビールはお店でしか飲めないので、この体験だけでも貴重な価値があると言えるでしょう。また、意外に知られていないかもしれませんが、「アサヒスーパードライ」は辛口のウマさやシャープなキレだけではなく、クリーミーな泡もおいしさが特徴。缶ビールをそのまま飲むのではなかなか分かりづらい泡の魅力が、「本格泡リッチサーバー」なら存分に体感できるのです。

↑飲み終えた後は、なんと“おいしいビールの証”として知られる泡の「エンジェルリング」が!

 

時代は便利になったもので、昨今大人気のポータブル電源を使えばテラスやキャンプなど屋外でも激ウマの生ビールが楽しめます。また、聞いたところによると「ドラフターズ」の会員には特典があるようで、多くの驚きやおいしさがあるはず。日本一売れているビールが「アサヒスーパードライ」なので、常に箱買いしている人も多いでしょう。あなたも、「ドラフターズ」で、ワンランク上の家飲みライフを始めてみてはいかがでしょうか。

 

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