DIYの基本テクニックのひとつとなる穴あけ。ドライバードリルやインパクトドライバーでなにげなく作業しているが「正確」に材に穴あけするのはけっこう難しい。今回は正確な穴あけのために考案されたいろいろなアイテムを紹介する。

 

ダボ穴を正しい位置にあける「Wolfcraftドウェルマスター」

板はぎなどに活用されるダボ接ぎのダボ穴は、はぎ合わせる板の双方に正確なダボ穴をあけなければならない。ドウェルマスターは対面するダボ穴の位置を正確に合わせてあけることができるジグ。付属のガイドピンや本体のフェンス、センターファインダーを組み合わせて、相対する板に正確なダボ穴をあけることができる仕組みになっている。

本体には6mm、8mm、10mmの径に対応する3個のドリルガイド穴が設定されている

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斜めのポケットホールを正しくあける「Kregジグジュニア」

アメリカン木工の組み立てテクニックであるポケットホールを正確にあけるためのジグ。厚さ約13mmから38mmの材に使用することができる。材の厚さに合わせて本体のスライダーを動かし、材にジグジュニアを固定したら、専用のドリルビットで穴あけすればきれいなポケットホールをあけることができる。

ジグジュニアのセット。本体、専用ドリルビット、専用ドライバービット、専用ビスなどがケースにまとめられている

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棚ダボ穴を規則正しくあける「Kregシェルフピンジグ」

シェルフ(棚)の棚板を載せるシェルフピン(棚ダボ)を整然とすばやくあけることができるジグ。専用のドリルビットも付属し、ドリルガイドでふらつかず、一定の間隔でダボ穴をあけることができる。棚ダボは5mm径の市販の棚ダボを使うことができる。

6連のドリルガイドがついた本体。専用のドリルビットなどがセットになっている

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工房に置きたい憧れの穴あけ専用工具「ボール盤」

穴あけ精度の高さという点では一番なのがボール盤。頑丈な支柱で支えられたモーター部に装備されたドリルチャックを送りハンドルで操作し、テーブルに固定した材に穴あけすることができる。手持ちで使うドライバードリル、インパクトドライバーの不安定さを完全に払しょくした工具だ。ボール盤は操作音が低いのも特徴で、一般家庭の室内で操作しても問題になることはない。さまざまなメーカーの製品があるが、ホームセンターで2万円〜5万円程度が目安。

DIY向きモデルの例

 

精巧な穴あけでの操作性もよい

 

テーブルの高さを上下して穴あけ深さを調節できる。角度の調整も可能

 

プーリーの掛け替えで速度を変えることができる

 

正確なホゾ穴をあける「角ノミ機」

ホゾ接ぎに欠かせないホゾ穴をあけるための電動工具。角ノミと呼ばれる四角い穴をあけることのできるドリルを取り付けて使用する構造となっている。基本的な構造はボール盤と同様になる。ドリルビットを使えばボール盤として使用できる。角ノミは6.4mm、8mm、9.5mm、12.7mmなどを交換して使用することができる。いろいろな家具をホゾ接ぎで作りたいと考えているなら導入を考えてもいい工具といえる。

角ノミ機(中橋製作所NH-400)

 

材木のサイズに合わせてフェンスの位置を変えられる

 

ホゾ穴をあける位置を合わせてフェンスをセットする

 

材の位置を移して加工すれば、長方形のホゾ穴もきれいにあけることができる