アウトドアブームとともに、キャンプ飯としてのホットサンドの人気が高まっています。それに伴い、調理家電でもホットサンドメーカーにスポットが当たるかも、と思った矢先、興味深い新作が発売されました。それが、「プリズメイト グリルホットサンドメーカー 3種のプレートと 楽しく使えるレシピブック付 PR-SK033(以下、グリルホットサンドメーカー)」です。

↑2021年8月23日から発売されている「グリルホットサンドメーカー」8778円(税込)。カラバリはライトベージュ(写真)とレッドを用意

 

商品名が長いな! ……というツッコミはさておき、デザインがスタイリッシュかつ3種のプレートを入れ替えて使用できるため、使い勝手はよさそうです。

 

プレートは4枚付属し、レシピブックには30種のメニューを掲載

付属しているプレートは「グリルプレート」「たこやきプレート」「フラットプレート」の3種。「グリルプレート」は2枚入っていてほかは各1枚ずつですが、これで様々な料理が作れます。

↑プレートは全4枚。蒸し焼きなどに便利なフタが付いているのもうれしいポイントです

 

サイズは、ホットサンドだけを作るシンプルなタイプよりは大きめですが、これにはワケがあります。それは大きくふたつ。ひとつはさまざまな調理に対応するため。もうひとつは、近年人気の“萌え断サンド”に象徴されるような具材たっぷりのホットサンドにも対応するためです。

↑変形A4サイズのGetNaviとの比較。本体サイズは202×200×160mm(横幅×縦幅×高さ)で、質量は1800gです

 

ホットサンドを作るときは挟んで焼きますが、たこ焼きやホットプレートで料理するときには広げて使うこともできます。その際に入れ替えるプレートは、ワンタッチで簡単に着脱可能。

↑こちらは「グリルプレート」。プレート自体も軽く、スマートに扱えそう

 

レシピブックも充実の内容。ホットサンドは5種類掲載するほか、メインになりそうなおかずや副菜、つまみ、スイーツなど計30種類の料理が掲載されています。また、公式サイトにはほかにもアイデアレシピがアップされているので、献立に困ることはないはず。

↑レシピブックの一例。和洋中とさまざまな料理がのっています

 

プレートが深いから具だくさんでも余裕で焼ける

では、実際に調理していきましょう。まずはホットサンドのレシピを参考に、ツナメルトのホットサンドにトライします。あらかじめ、ツナに玉ねぎのみじん切りやマヨネーズなどを混ぜ、具材を用意。準備ができたら上下のプレートをHIGHの位置にして待ちます。すると数分で温まり、あとは挟んで焼くだけの状態に。

↑プレートは上下(左右)で独立していて、それぞれWARM(表示は「W」・70℃)〜HIGH(表示は「H」・180℃)で温度調整が可能。運転中に点灯するランプも付いています

 

食パン、スライスチーズ、具材、スライスチーズの順にのせたら、食パンでフタをして上下のプレートで挟むだけ。プレートには十分な深さがあるので、具材がたっぷりでも余裕で挟み込めます。

↑食パンはホットサンドとしては厚めの6枚切りを使いましたが、これでも十分ゆとりがあります

 

↑あとは取っ手を持ってガチャンと挟み、ロックして待つだけ。5分待てば焼き目が付いて完成です!

 

でき上がりの焼き目は、「おいしいに決まっている」塩梅に。ホットサンドをすぐに手で持つと熱いので、ターナーを使ってゆっくりまな板のうえに移動。これを半分にカットすると、断面が見えてきました。うん、これは間違いない! 食べてみると、外はこんがり、中はもっちりしっとりで激ウマ。最高です!

↑グリルの焼き目がしっかりついて、かなりウマそうなビジュアル

 

↑最高の焼き上がりでした!

 

2種のプレートを併用し、ミートボールとライスバーガーに挑戦

次は、ほかのプレートを使った料理にトライ。こちらはレシピブックを一部参考に、ミートボールとライスバーガーを同時進行で作ることにしました。ミートボールは、ひき肉に玉ねぎのみじん切りなどを混ぜて「たこやきプレート」で調理。一方のライスバーガーはまず、具材を「フラットプレート」で調理します。この両プレートを使って、2つの料理を仕上げていきます。

↑「たこやきプレート」(左)は、これぐらいたっぷり盛り付けるのがきれいな球状にするコツ。フラットプレート(右)で焼くライスバーガーの具材は牛肉スライス、玉ねぎ、パプリカにしました

 

どのプレートもこびりつかないようにコーティングされているので、油は少量でOK。脂を多く含んでいる肉であれば、油をひかなくても問題ないでしょう。

↑ミートボールは串などを使い、たこ焼き同様の工程でクルンと回転

 

↑肉野菜炒めは、フタをすることで熱が早く通ります。全体がしんなりしたら焼肉のたれで味付けして完成

 

ライスバーガーはこのあと、ご飯のバンズを焼きつつ挟む工程へ。このバンズはご飯にしょうゆや片栗粉などを混ぜ、厚さ1.5cm程度の丸型に成形すればOKです。プレートをホットサンドのとき同じく「グリルプレート」にして、温度をHIGHに。温まったらバンズにサラダ油を塗ってプレートにのせ、上記で焼いた肉野菜炒めを挟む混む形でサンドし、ロックします。

↑ご飯のバンズの上に肉野菜炒めをのせます。これだけでもおいしそう

 

挟み焼きする時間は7分程度。表面がこんがり硬くなっていれば十分です。なお、こちらはバンズを小さくすれば一度に2個以上作ることもできるでしょう。

↑ライスバーガーも完成です

 

ミートボールとライスバーガー、それぞれを盛りつけたらでき上がり。ミートボールは好みでデミグラスソースを使ったり、ケチャップと中農ソースを混ぜたりして絡めましょう。

 

さっそく出来たてを食べてみると、ミートボールは、香ばしくもジューシーな仕上がりで、肉汁もしっかり。デミグラスソースがよく絡み、我ながら上出来のウマさ。ライスバーガーは、ご飯の表面がイイ感じのおこげで内部はふっくら。しっとり焼き上がった肉ともマッチしています。両者とも大満足の味に仕上がりました。

↑2つのプレートで調理できるのは時短面でも優秀です

 

なお、先述の通り、プレートはコーティングされているので洗う際もスマート。軽くコンパクトなので、シンク内で洗いにくいということもありません。1〜2人暮らしで利用するには最適だと思います。

↑どのプレートも、もちろん丸洗いが可能です

 

ホットサンドを2枚同時焼きする場合は、耳をカットするなどの手間が必要だとは思いますが、特に2枚焼きを必要としない人にはかなりオススメ。厚焼きホットサンドだけでなく、挟み焼きのステーキやたこ焼き、ほかにもホットプレートを使ってさまざまな料理を作れる点も魅力です。価格もなかなか手ごろな8778円。四角いだけに、死角なしの一台だといえるでしょう。