2022年で創刊40周年を迎える、押しも押されぬモノ誌の決定版「モノ・マガジン」と、創刊23年目を迎えたピチピチの“新卒世代”「ゲットナビ」とのコラボ企画が始動!

 

月刊誌「ゲットナビ」編集長の川内一史(かわうち・かずふみ)が、編集者としての大先輩である「モノ・マガジン」前田賢紀(まえだ・たかのり)編集長と畏れ多くも一緒に、胸を借りまくりつつ取材させていただき、両メディアで異なる切り口からレポートするのが本連載であります。

↑「モノ・マガジン」前田編集長(左)と「ゲットナビ」編集長の川内が、出版社の垣根を越えて夢のタッグ!

 

まずは僭越ながら川内の自己紹介から。東京都生まれの37歳(2022年2月で38歳)で、妻と、もうすぐ3歳になる息子、そして猫と暮らしています。2012年10月にゲットナビ編集部へ加入し、2020年7月編集長に就任。ちなみにその前は月刊のアニメ専門誌に3年間、さらにその前は週刊のゴルフ誌の編集部に4年間在籍しておりました。図らずも雑誌編集ひと筋というキャリアを歩んできてしまい、このDX時代を生き抜くことができるのか、一抹の不安を感じつつGetNavi webに顔を出してきたアラフォーおじさんです。以後ご贔屓に!

 

二つの目で見ればピントが合う!

ゲットナビ×モノ・マガジンの「ヒット」スコープ
– Target 1.スバル「レガシィ アウトバック」-

さて、コラボ企画の記念すべき第1回は、SUBARUのフラッグシップともいうべきクロスオーバーSUV、レガシィ アウトバックがテーマ。12月24日に発売されたばかりのアウトバックを体験・試乗すべく、千葉県は鴨川市にある「SUBARU里山スタジオ」にお邪魔してまいりました。

※モノ・マガジン前田編集長のレポートは記事の最後にリンクがあります!

 

東京からアクアラインで海を渡り、木更津JCTから館山自動車道へ。鋸南保田ICで下道に降りて1時間ほど走ったところに「SUBARU里山スタジオ」はあります。目印の看板を発見!

↑東京湾アクアラインで千葉へゴー。途中、海ほたるで「幸せの鐘」を鳴らす前田編集長。2021年ももうすぐ終わりますね……

 

↑山中をひた走ったあと、うっかりすると通り過ぎてしまいそうな小さな横道へ。畦道を進むと、スバルのロゴが輝くささやかな案内板が! たしかに里山スタジオの存在を伝えてくれています

 

ここから道はどんどん狭く、険しくなり、不安が襲い掛かりますが、それに耐え切って無事到着。元々キャンプ場だったところに作っただけあって、ハンパないスケール! 「スタジオ」というより「フィールド」といった様相です。

↑山林みが深い! あれ? 前を走るのは……

 

ところで、クルマってかなり大きい買い物ですよね。当然、愛車選びは吟味に吟味を重ねて慎重になると思います。特に私は小さい子どもがいたり、妻も運転する可能性があったり、マンションの立体駐車場に収まるサイズじゃないといけなかったり、そもそも予算の上限がある程度決まっていたりと、たくさんの制限付きです。「見た目がカッコ良い」とか「走りが気持ち良い」といった魅力だけでは購入に踏み切れないのが現実。機能性や取り回しの良さ、そして価格から家族内で検討して絞りつつ、そのなかからデザインや走りが気に入ったクルマに決めるというフローを、皆さん辿っているのではないでしょうか。

 

翻って、私のなかでのSUBARU車のイメージは“男のロマンを体現したクルマ”。イマドキ男女でクルマを語るなんて怒られちゃいそうですが……。学生時代にそこそこやんちゃしていた先輩が、中古でSUBARUのフォレスターを買ってカスタムしまくっていた記憶があるからかもしれません。あとは、スノーボードで雪山へ行くときにはレンタカーでよくレガシィを借りていたものです。そんな若かりしころのおもひでから、SUBARU車は「アクティブでこだわりの強い人が選ぶクルマ」という印象が刷り込まれまくり。どのラインナップもめちゃカッコ良いけれど、自分は子どもが小さいうちは購入することはないのかなー、なんて漠然と思っていました。そう、この日までは……。

 

スバルのフラッグシップSUV、新型「レガシィ アウトバック」とご対面!

↑オフロードを駆け抜ける新型アウトバックは、絵になります!(写真はアクセサリー装備車)

 

新型アウトバックの特徴はまず、いかにもオフロードに強そうなタフさを感じさせる外観。ワイルドさを強調する大型のフロントグリルと、洗練されたしなやかなラインのボディが見事に融合しています。内外装ともにプレミアム感の高い「Limited EX」(消費税込429万円)と、ダークメタリック塗装のホイールなどでスポーティさを強調した「X-BREAK EX」(消費税込414万7000円)の2グレードで展開中です。個人的なデザインの好みは、X-BREAK EX。クルマに乗ること、運転することが特別だった若き日のエモさが蘇ってくるようです。アウトバック、イイなあ……。

↑今回見せていただいたのはX-BREAK EX。スポーティな仕様が物欲を刺激します

 

と感傷に浸りつつも、「子どものいる30〜40代男性」をメイン読者とするゲットナビを代表してここに来ていることを忘れてはなりません。使い勝手はどうなのか? この日、群馬県太田市にある開発拠点から、取材のためにお越しいただいた開発チームのお三方に話をうかがいながら、新型アウトバックをじっくりチェックしてみました。

↑左から、商品企画本部のプロジェクトゼネラルマネージャー・村田誠さん、小野寺圭さん、アクセサリー企画部の横居智也さん

 

運転支援システム「アイサイトX」を標準装備!

まずは、インテリア。最初に目に入るのは、インパネの11.6インチセンターディスプレイ。大きいことは良いことで、見やすいし、タッチ操作もしやすい! バック時の車両状態表示やガイドもめちゃわかりやすくて、安心感があります。

 

さらに、新世代アイサイトに「高度運転支援システム」を搭載したSUBARU最先端の安全テクノロジーが「アイサイトX」ですが、これを全車に標準搭載。これなら普段運転慣れしていない妻や、70歳が近づいている父にもハンドルを任せられそうです。

↑まるで大型のタブレットが埋め込まれているよう。視認性&操作性が高いです

 

内装もオフロード対応!

シートは、Limited EXにオプション設定となる本革(ナッパレザー)シートと、X-BREAK EXに標準装備の撥水ポリウレタンシートを用意。高級感があるのは前者ですが、濡れた状態で乗ったり、食べこぼしをしたりといった日常のシーンを想定すると、使い勝手の良い後者も魅力的に感じます。アクセサリーとして「オールウェザーシートカバー」も用意しており、よりアクティブに使う人は要注目ですね。

↑X-BREAK EXの撥水ポリウレタンシートに、アクセサリーのオールウェザーシートカバーを設置した状態。これなら食べこぼしの多い私でも安心です!

 

そして荷室。561Lという広さだけでなく、様々な工夫で収納力を高めているのが印象的でした。大きめのSUVでもゴルフバッグを横置きできないモデルは結構あるんですが、アウトバックなら余裕。キャンプギアなどの汚れモノをラフに積んでも、アクセサリーの「カーゴトレーマット」を装着すれば水や泥がクルマに浸透しにくいなど、随所に配慮が行き届いています。

↑後席を倒せばオジサン2人が寝られる広さ。車中泊しても身体への負担は小さそうです

 

ルーフトップテントも設置可能!

そして、新型アウトバックをよりアクティブなクルマたらしめるパーツが、ルーフレール。Limited EXでは、サーフボードやカヌーなどの長物を積載しやすいクロスバータイプを、X-BREAK EXでは、積載荷重がより大きく、汎用性の高いラダータイプを採用しています。このルーフレールには、カーキャリアのトップブランドであるTHULE(スーリー)のルーフトップテントを設置できるというのが、本車のウラ目玉(?)なのです。

↑アクセサリーの後席ステップガードを取り付ければ、小柄な女性でも荷物の積載が容易に

 

このときはまだナンバープレートが付いておらず公道を走ることはできませんでしたが、施設内で少しだけ動かしてみた感じでは、たしかに悪路に強そうな印象。もちろんオンロードでも、SUBARU車ならではの爽快な走りを楽しめそうです。

↑SUBARU里山スタジオ内の悪路もなんのその。排気量は1.8Lと抑えめですが、直噴ターボ車ならではのパワフルな走りでした

 

ファミリーの選択肢としてもアリ!

ってことで、3時間オーバーの取材を終えての結論。アウトバックは見た目がカッコいいし、安全性も高いし、使い勝手も良いし、アクティブな趣味にも対応するし、本当にイイとこ取りのクルマです。家族を乗せるのがメインだけど、カッコ良さも捨てたくないというゲットナビ世代には絶対ハマるはず。400万円台という価格は決して安くはないけれど、走破性に安全装備、さらにスタイリング的にも長く乗れそうなことを考えたら、ファミリーの選択としてもアリでしょう!

↑アウトバックとともに皆で記念撮影。長時間に及ぶ取材のご対応ありがとうございました!

 

と、充実感に満たされつつ帰宅。クルマ選びにはシビアな妻に、「今日SUBARUの取材に行ってきてね……」と、おそるおそる切り出してみる。取材で聞きかじった私のアウトバック話にはそれほど興味を示さなかった妻だが(私のスキルの問題です。SUBARUの皆様にお詫び申し上げます)、クルマの写真を見てひと言、「カッコ良いね。これ、私の好きなタイプのクルマだ」。買い替え、ワンチャンあるかもよ!

 

前田編集長のレポートはこちら→https://www.monomagazine.com/35426/

 

 

写真/西川節子