愛車の荷台・後部座席をDIYで車中泊仕様にカスタムしたアイデア実例集。すぐにでも真似したくなる、五人五色の車中泊事情をお届けします!

 

File1 運転席までフルフラット!パイプ+コンパネのお手軽ベッド

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finish!ベッドの床面にはビニールレザーを張ったおかげで高級感のある仕上がりに。サードシートは床下に格納して4人乗りで使っており、後部は荷物の収納に活用している

 

<User&Car Data>
製作者…Iさん(44歳)
ベース車…トヨタ・エスティマ(GSR50W)
製作費用…約4万円
製作期間…約20日

 

年に数回の家族旅行の際、もっともお金がかかる宿泊費を少しでも抑えるために車中泊をするようになったIさん。ただ、後部座席のキャプテンシートを倒してもこの車は完全にフラットな状態にはならない。そこで快適に寝られるように、フラットな組み立て式のベッドを自作することにした。

骨組みに使ったのはスペーシアパイプという製品。手で締められるネジ式のジョイントパーツで接続できる点が、採用の決め手になったそうだ。スペーシアパイプはパイプカッターを使って長さを調整した。ベッド床面は、車内の壁の形状に合わせて切り出したコンパネの裏面に厚手のアルミマットを張り、薄いアルミシートを巻く。最後にシワにならないように注意しながらビニールレザーを巻き、タッカーで固定したらパーツの完成だ。

 

運転席までベッドを延ばすときは、ハンドルを上げてから展開。車内をフルに使った車中泊スペースだ

 

ジョイントのナット部分を回せば、取りつけと分解が簡単に行なえる

 

なるべく端材が出ないように切り出したので、天板の数は11個と多め。また、シートが破れないように、あらかじめコンパネの角を丸く加工しておくのもポイント

 

車中泊に欠かせないシェードはダンボールで自作。少し大きめに作り、内側から窓枠にはめるだけと、これまたお手軽仕様

 

各パーツはルーフボックスに入るようにサイズを調整。未使用時はここに収納している

 

Iさんの車中泊エピソード

組み立て時間は4人用テントを設営するのと同じくらいです

「旅行は東北地方(2泊3日程度)に行くことが多いです。車で北海道に向かったりすることもあるので、けっこう費用の節約になっていると思いますね。ベッドの展開は荷物の片付けも含めると、40分ほどかかります。寝るだけならとくに問題はないのですが、空間の高さに余裕がないのが気になっています。普段の乗り心地を考えてセカンドシートははずしたくないし、車に加工はしたくないので、解決はなかなか難しいかな…。あと、運転席までベッドを延ばすと、朝すぐにエンジンをかけたいときに面倒だったり(笑)。でも、おおむね満足しています!」

 

*掲載データは2017年6月時のものです。