例年春先に各メーカーが新製品を発表するテレビは、現行モデルの大幅なディスカウントが始まるいまの時期が買いどきだ。高画質で機能も“全部入り”の有機ELフラッグシップ機を、いまこそ狙いたい。

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

2022年 テレビ選びの3か条

1.価格がこなれてきた有機ELモデルが狙い目

少し前までは“高嶺の花”だった有機ELテレビだが、いまでは価格がこなれて55V型で20〜30万円ほどに。液晶よりは高価だが、圧倒的なコントラストや色再現性を誇る有機ELは魅力が大きい。

 

2.高画質映像を引き立てる音響システムにも注目

「薄型テレビ=音が悪い」は、もはや過去の話。フラッグシップである有機ELテレビは、各社が独自技術で音質を磨き上げている。コンテンツの世界に没入できる立体音響のクオリティをチェックしたい。

 

3.ネット機能の充実度と操作性は重視すべし

いまやテレビでネット動画を視聴するのは当たり前の習慣となった。対応するVODサービスの充実度だけでなく、リモコンでの操作性やUIの見やすさ、コンテンツのレコメンド機能の精度も重視すべきだ。

 

私が選出しました

本誌編集長

川内一史

テレビ担当歴は9年以上。有機ELテレビ購入の決意を固めているが、2歳の息子が転倒させないかという点を心配している。

 

低反射パネルで見やすさを追求したハイコスパモデル

東芝

レグザ 55X8900K

実売価格20万8880円

 

4Kチューナー:2基搭載
HDMI端子:4基搭載
音声実用最大出力:合計72W
年間消費電力量:155kWh

独自の低反射有機ELパネルを採用し、引き締まった黒と高いコントラストを実現。映り込みを抑え、明るいリビングでも鮮明な映像を楽しめる。「有機EL瞬速ゲームモード」では約0.83ミリ秒の超低遅延で快適にプレイ可能だ。

SPEC●画面サイズラインナップ:65V/55V/48V型●チューナー:4K×2、地デジ/BS/110度CS×3●OS:Android TV●サイズ/質量:W1226×H753×D229mm/19.5kg(スタンド含む)

 

↑低反射のハーフグレアパネルを採用したことで、明るいリビングでも映り込みを抑えられ、快適に視聴可能。ゲームプレイ時の没入感も高めている

 

↑総合最大出力72Wのマルチアンプが6基のスピーカーを駆動する「重低音立体音響システムXP」を搭載。伸びやかでクリアな高域とパワフルな低域を実現する

 

↑リモコン上部に備えられたボタン群から、各種VODサービスへワンタッチでアクセス可能。中央下部にあるGoogleアシスタントを押せば音声操作にも対応する

 

【IMPRESSION】画質を含めた基本性能は約20万円と思えないレベル

「現行の有機ELテレビで唯一ハーフグレアパネルを採用し、映り込みのストレスなし。Netflix非対応は残念ですが、ネット動画のレコメンド機能は秀逸です。コスパの高さは圧倒的!」(川内)