日本時間4月21日から5月5日、英オークション最大手のサザビーズに出品されたディエゴ・マラドーナのユニフォームが約11億6000万円で落札され、これまで最高額だったベーブ・ルースの約7億円を越え、ユニフォーム史上最高落札額となった。

 

 

これは、1986年メキシコ大会のワールドカップ(W杯)のイングランド戦で、アルゼンチン代表FWとしてマラドーナが着用したユニフォームで、最終的には928万4536ドル(約11億6000万円)で落札された。落札者は明らかにされていない。

 

米スポーツ局「ESPN」によると、これまでの試合で着用したユニフォームの最高落札額は、2019年に落札されたニューヨーク・ヤンキース時代のルースが1928年から1930年に着用したユニフォームの564万ドル(約7億3300万円)だったが、今回は最高額を更新。

 

 

1986年W杯の準々決勝、アルゼンチンがイングランドを破ったこの試合といえば、マラドーナの「神の手ゴール」と「5人抜きゴール」のプレーがあまりにも有名だろう。

 

 

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このユニフォームを所有していたのは、元イングランド代表のスティーヴ・ホッジで、準々決勝の試合後にユニフォーム交換。その後は、マンチェスターにある国立フットボール博物館に貸し出し展示されていた。

 

2020年11月にマラドーナは死去したが、競売前に親族は、このユニフォームがゴールを決めた後半ではなく、前半に着ていたものと主張していた。これに対し、主催するサザビーズ側はユニフォームの専門機関の検証を得たうえで、本物であると反論していた。

 

サザビーズは今回のオークションについて「競売史上、もっとも注目を集めたサッカーユニフォームと言えるでしょう」とコメント。確かに、この伝説を超えるユニフォームは思い浮かばない。