日本時間5月2日、メジャーリーグ(MLB)と提携している米独立リーグのアトランティックリーグで、女性選手として史上初のスタメン出場を果たしたケルシー・ウィットモア(23歳)。話題となっていた彼女が、5日には投手としてリーグ史上初の登板も果たした。

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Kelsie Whitmore(@kelsie_whitmore)がシェアした投稿

 

自身のインスタグラムで初先発の動画を、「今日この瞬間を私と共有し、支持してくれた人々に感謝します」とのコメントともに投稿。アトランティックリーグも公式ツイッターでその快挙を伝えると、所属するスタテンアイランド・フェリーホークスも公式ツイッターでその模様を公開した。

 

 

アトランティックリーグはかつて、仁志敏久氏や坪井智哉氏らが所属。フェリーホークスはメッツなどで活躍し、2009年に巨人でもプレーしたエドガルド・アルフォンゾが指揮を取っている。

 

ウィットモアは2016年、18歳で独立リーグ、パシフィックアソシエーションのソノマ・ストンパーズでプロキャリアをスタートさせ、2022年4月9日にフェリーホークスと契約。2014年から2019年は女子野球のアメリカ代表として投手と外野手の“二刀流”でプレーしている。その間の防御率は1.35。2019年のパンアメリカ競技大会では打率.348を記録した。

 

これまでMLBと提携しているリーグでの女性選手の出場は、ハワイ・ウインターリーグで2人の女性選手が出場しており、ウィットモアは4月23日に代走として史上3人目の出場を果たしたが、スタメンは今回がリーグ史上初。さらに、5月5日には女性選手として初めてマウンドに立った。

 

 

フェリーホークスの6番手としてマウンドに立ち、元メジャーリーガーのライアン・ジャクソンと対戦。4球目でライトフライに打ち取った。

 

 

アトランティックリーグでも「投手兼DH」が可能な“大谷ルール”が採用されているので、女性初のリアル二刀流も今後見られるかもしれない。

 

もちろん彼女の究極の目標は「MLB」。最近では女性コーチがMLBの公式戦で初めてグラウンドに立ち、マイナーリーグでは女性監督も誕生するなど、女性の進出が顕著なMLB。ウィットモアの目標も近い将来実現するかもしれない。