アップルが従業員らを在宅勤務から職場に復帰させる計画を延期したとの報道に対して、テスラCEOのイーロン・マスク氏があざ笑うツイートをしたことが話題となっています。

 

もともと、ほとんどのアップル従業員は1年以上もリモートワークが続いた後に、昨年9月から職場に復帰する予定でした。完全に戻るわけではなく、週に3日の出社を義務づけるというものです。

 

そして4月11日からアップルは、段階的に切り替えを進めようとしていました。まずは最低でも週に1日、5月2日からは週2日、23日以降は週3日という具合です。が、18日(米現地時間)に米Bloombergは、同社が「23日以降は週3日の出社」を延期したと報道。あくまで新型コロナの感染が再拡大したため、ということで「いずれは週3日出社」の基本方針は曲げていない模様です。

 

このニュースをBloombergがツイートすると、マスク氏は「体操服を着て、テレビを見て」というだらけた犬の画像(大事なことは明日やる、という怠け者をあざ笑うネットミーム)を返信して嘲笑を示唆した、と見られているしだいです。

 

これだけならば「マスク氏がアップルをイジった」だけで、いつものことではあります。問題は、以前からマスク氏が在宅勤務に対して否定的であることと、マスク氏が買収するかもしれないTwitter社の雇用に影響するかもしれないことです。

 

米フォーチューン誌は、Twitter社の従業員が一般的なワークライフバランス(仕事と生活のバランスが取れた状態のこと)と、特に在宅勤務に関するマスク氏の姿勢を心配していると指摘しています。

 

実際、マスク氏は中国の労働文化を高く評価し、中国の労働者が「午前3時の石油を燃やす」(真夜中も現場で働いている)ことを称賛し、「彼らは工場から出ることさえしない…一方、アメリカでは人々は仕事に行くことを一切避けようとしている」と述べていました。

 

その上でフォーチューンは、Twitter社の従業員は、マスク氏に会社が買収された場合、フルタイムで在宅勤務するオプションが取り消されるかもしれないという懸念を表明しているとの報道を引用しています。

 

アップルでは職場復帰の方針をめぐって機械学習の第一人者が退社したとの話もありましたが、テスラでも同じような離職がないのかは気になるところです。

 

Source:Elon Musk(Twitter) ,Fortune
via:9to5Mac