これからの暑い季節、キンキンに冷えたビールや炭酸飲料を飲みたくなることが増えてきます。とくに、キャンプやスポーツ観戦などのアウトドアではその欲求が高まるはず。そんなシーンで大活躍しそうなのが、タイガー魔法瓶の「真空断熱炭酸ボトル MTA-Tシリーズ」です。

 

一般的な水筒では、炭酸飲料はNGとされています。それは炭酸の温度が上がったり振動が加わったりすると、二酸化炭素が気体に変わり密封された水筒の中の圧力が高まって危険な状態になるから。今回紹介する「真空断熱炭酸ボトル MTA-Tシリーズ」は、独自の「BubbleLogic」を採用することで炭酸飲料に対応。では、時間が経っても炭酸飲料をおいしく飲めるのか、実際に使用してみたインプレッションをお届けします!

 

2年の歳月をかけて開発した機構を導入

真空断熱炭酸ボトル MTA-Tシリーズは、0.5リットル、0.8リットル、1.2リットル、1.5リットルの4つの容量から選べます。カラーはカッパー、エメラルド、スチールの3色となっており、どれも落ち着いた色合いなのがポイントです。

↑写真は0.5リットルのMTA-T050で、カラーはカッパー。サイズ感は、500mlのペットボトルとほぼ同じ

 

炭酸を安全に持ち運ぶために考えられた「BubbleLogic」は、キャップを閉じている間はしっかりと炭酸ガスをボトル内に閉じ込め、開栓時に安全にガスが抜ける「炭酸ガス抜き機構」と、ボトル内の圧力が危険域まで高まった場合にガスが自動的に抜ける「安全弁」で構成されています。ぱっと見は普通の栓と同じですね。

↑「BubbleLogic」を採用したキャップ。ゆっくりキャップを回すと炭酸ガスが抜けるので、吹きこぼれを防げる

 

↑安全弁機構の図。圧力が異常に高まると、安全弁が開いて炭酸ガスが自動的に抜ける

 

もうひとつ注目したいのが、炭酸が気化しにくい「スーパークリーンPlus」加工が施されている点です。ボトルの内面に小さな凹凸があると、炭酸水がぶつかって気化が早まってしまい、結果的に炭酸が抜けた状態になってしまいます。しかし、スーパークリーンPlus加工が施されていると、ボトル内の表面がなめらかになるので炭酸が気化しにくくなるのです。

↑スーパークリーンPlus加工が施されたボトル内部。炭酸の気化を抑えるだけでなく、汚れや匂いが付きにくいメリットもある

 

また、口部分は約4.8cmと広いので、氷を入れやすいだけでなく、ビールサーバーから直接液体を注ぐことも可能です。最近は家庭用ビールサーバーを導入する家庭もあるので、こうした配慮はうれしいですね。

 

ビールや炭酸水はどれくらい炭酸がもつ?

アウトドアに限らず、べランピングやルーフでの日光浴など、半屋外でのイベントでも水筒やタンブラーは活躍します。結露しないので鞄に入れてオフィスに持ち込む人も多いはず。筆者は在宅ワークが多いのですが、飲み物を取りに行ったり冷蔵庫に戻すために席を立ったりするとが面倒に感じているので、インドアでの需要も増加しているのではないでしょうか。

 

そこで、今回は炭酸の王道である「ビール」と「炭酸水」を本製品に入れて、それぞれを4時間、7時間室内に放置してから飲んでみることにしました。

 

4時間後の炭酸状況

4時間の段階で飲んでみたところ、いずれもしっかり冷えたまま。炭酸は開栓してすぐの状態に比べれば弱まっているものの、ビールや炭酸水をおいしく味わうには十分です。

↑注ぎ口が細いのでグラスにもこぼすことなく注ぎやすい

 

7時間後の炭酸状況

7時間経って同じものを飲んでみると、炭酸はさらに抜け、ビールの場合はグラスに注いでも泡がほとんど立ちませんでした。炭酸水も強炭酸のものが通常の炭酸くらいになっています。ただし、温度はひんやりしており、ビールはいまいちですが、炭酸水ならこれもありかなという感じです。

↑7時間経過後は残念ながらビールの泡がほとんど出なかった

 

実際にアウトドアに炭酸飲料を持ち出すことを考えると、朝7時に詰めたとして、昼前後はおいしく飲めますが、夕方に飲むとなるとおいしさは半減してしまいます。飲むのが遅くなる場合は、ウォータークーラーで冷やして持っていくほうがいいでしょう。

 

今回は炭酸具合の変化を見てみましたが、最近増えつつある量り売りのクラフトビールを持ち帰る際などにも活用できそうです。これからの暑い季節の炭酸ライフを真空断熱炭酸ボトルで充実させましょう!