ここ数ヶ月、アップルのAR/VRヘッドセットの噂が盛んとなっていますが、いつ発表・発売されるかはいまだに不明です。そのOSらしき「realityOS」の商標登録も見つかっていましたが、まもなく開催される開発者会議WWDCではお披露目されず、公式発表はずっと先になるとのアナリスト予想が届けられています。

Ian Zelbo

 

アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏のツイートによると、噂のAR/VRヘッドセットの量産が始まるまでには、しばらく時間がかかるそうです。そのため、WWDCでは本製品もrealityOSも発表されるとは考えられないとのこと。

 

なぜ、アップルはAR/VRヘッドセットをお披露目するつもりがないのか。Kuo氏が(量産がまで間があること以外に)挙げている理由の1つは、競合他社に機能をコピーする十分な時間を与えてしまうからです。アップル純正品が店頭に並ぶ2023年までに、その素晴らしいアイディアをライバルが喜んでマネしてしまうというわけです。

 

実際、クラウドファンディングなどで発表された製品が、いち早く他社に(未熟な形であれ)コピーされて市場に出されてしまい、本家本元が完成する頃にはアイディアが古くさくなっているのはよくあることです。

 

ほかHaitong International SecuritiesのアナリストJeff Pu氏も、本製品が2023年の第1四半期まで遅れると予想していました。またアップルの内部情報に精通するMark Gurman記者も、WWDCで発表は期待しにくいと述べています。

 

とはいえ、AR/VRヘッドセットのような革新的なハードウェアをいきなり発売して大ヒットに持って行けるとも考えにくく、早めに発表して一般ユーザーにどういう製品かを知らせておく必要もあるはず。かつて初代Apple Watchでそうしたように、2022年後半に発表し、2023年初頭に発売するのかもしれません。

 

Source:Ming-Chi Kuo(Twitter)
via:9to5Mac