※この記事は過激な内容を含みます。また、製品の悪意ある使用方法をすすめるものではありません。

 

アップルの忘れ物トラッカーAirTagは、本来の目的から外れてストーカーや車泥棒などに悪用されている事件がいくつか報じられてきました。そして新たに、男性の浮気を疑った女性がAirTagを利用して追跡し、あげく車でひき殺す悲劇にいたったと報じられています。

 

米インディアナポリスの地元誌によると、アンドレ・スミス氏(26)は現地のパブの外で車に何回もひかれ、救急隊が車の下敷きになっているところを発見したと伝えられています。その場で死亡が確認され、死因は車だと断定されたとのことです。

 

事件の目撃者は、車を運転していた女性ゲイリン・モリスから、被害者を「AirTagとGPSを使って追跡していた」と聞いたと語っています。モリスは自分がスミス氏のガールフレンドで、スミス氏が浮気しているに違いないと主張していたそうです(本当にGFだったのか、浮気の事実があったのかどうかは不明)。

 

スミス氏を追跡してバーで女性と話しているのを見たモリスは、空き瓶を手にして相手を殴ると脅したそうです。スミス氏は2人の間に割って入って殴るのを止めようとしたが、バー側が3人に立ち去るよう求めたと伝えられています。

 

目撃証言によれば、モリスは車に乗り込んで前方にいたスミス氏をひき、さらに車をバックさせて身体の上を通ってから突進し、計3回もひいたそうです。その後モリスは車を降りて女性を追いかけようとしたところを、警官に取り押さえられたとのことです。

 

AirTagについては、ストーカー達が悪用して被害者を追跡したとの報道が相次いでおり、米ニューヨーク州司法長官も注意を呼びかけていました。アップル側でも見逃しているわけではなく、数々のストーカー防止対策の強化が約束されており、実際にファームウェア更新によりアラーム音が大きくされたばかりです。

 

AirTagはアップル製品ゆえに販売台数も多く、それだけに注目されやすい側面もあるはず。さらには、競合他社の忘れ物トラッカーはAirTagよりもセキュリティ対策が緩く、悪用される危険が高いとの指摘もあり、メーカーの枠を超えた広範な規制が必要なのかもしれません。

Source:Indystar
via:AppleInsider