ドライバードリルと同様、ビス打ちはもちろん、ビスの下穴をあけたり、丸棒を通す穴あけなど、ドライバーとしてもドリルとしても活躍!作品の組み立てにかかわる作業の中心的存在になるのがこの電動工具。

 

より強力なパワーが必要な場面で威力を発揮する! インパクトドライバー

インパクトドライバーは、より強力なパワーを必要とする現場で多く使われている。大工はドライバードリルはほぼ使わず、もっぱら動きやすいコードレスのインパクトドライバーを愛用している。

先にも少し触れたが、インパクトドライバーは長さ60mm以上のビスを多量に打つ必要があるエクステリアの作品づくりの場面で威力が発揮される。

長いビスを素早く確実に打つために、インパクトドライバーにはインパクト機能が内蔵されている。インパクト機能はビットに負荷が掛かると、ビット軸の回転方向に打撃が加わって、より強い力でビスを回すことができる。長さ40mm程度の短いビスでは負荷がかからず、ドライバードリルのようにスッと打ててしまうが、長さ60mm以上のビスでは打ち込みの途中ぐらいからダラダッ、ダラダッと打撃音を発する。これがインパクト機能が効いている状態だ。

 

インパクトドライバーの操作部分は通常トリガースイッチと正逆回転切り替えスイッチだけとシンプル

 

ビットは2面幅6.5mm(=4分の1インチ)の六角軸のインパクトドライバー専用のものを使う。以前はインパクトドライバー用のドリルビットは少なかったが、現在は入手できるドリルビットの種類も増えて、ドライバードリルと同様に、ビス打ちにもドリル作業にも使えるようになっている。ボルトナットを締めるときも、インパクト機能が効き、しっかりと締めることができる。電源もドライバードリルと同様で家庭用100Vを使うモデルと、充電式の電池を使うコードレスモデルがある。

インパクトドライバーに使用できる六角軸ビットの例、左からソケットレンチ、六角レンチ、マイナスドライバー、プラス2番ドライバー、プラス1番ドライバー

 

<ビットの装着手順例>

 

エクステリア作品に使いやすい!
ハイパワーでコードレスなインパクトドライバー
14.4Vという高電圧、大容量の電池を電源とするインパクトドライバー(現在は18Vを超えるものもある)。コードレスでハイパワーなので、長いビスを使うことが多い野外でのエクステリア作品づくりにちょうどいい

 

1カ所に止まって作業するならいいが、エクステリアの作品づくり、特にウッドデッキのような面積のある作品の作業ではコードレスのインパクトドライバーがイチ押し。それも14.4Vや18Vという高い電圧、大きな容量を持った電池を使うモデルなら、屋外で長時間使っても、長いビス打ちの連続にもへこたれず働いてくれる。もちろん、野外で連続作業するときは予備の電池を充電状態にしてスタンバイしておくことも大切だ。

 

エクステリアでの作業では工具を写真のように横に構えることも多い

 

ウッドデッキ材の連続ビス打ちのような作業で活躍

 

写真◎高島宏幸

*掲載データは2011年12月時のものです。