アップルと旧FacebookことMetaの関係が良くないことや、トップのティム・クック氏とマーク・ザッカーバーグ氏の仲が悪いことは広く知られています。たとえばクック氏はFacebookがプライバシー情報を扱う姿勢を痛烈に批判して「我々は顧客を商品とは思っていない」と述べたとき、ザッカーバーグ氏は激怒して幹部らに「Androidだけ使え」と命じたことも報じられました(表向きには「AndroidはiPhoneよりはるかにユーザーが多いから」という理由)。

 

アップルを憎んでいるらしいザッカーバーグ氏ですが、それでもMacBookを使っている写真を公開。そこで、わざわざアップルのロゴを消していることが話題を呼んでいます。

 

先週末、ザッカーバーグ氏はFacebookへの投稿で、マクドナルドの食べ物に囲まれた自分の写真をシェアしました。これはどうやら、マクドナルドがMetaの企業向けSNS「WorkPlace」を世界規模で導入したことを祝うもののようです。

 

ザッカーバーグ氏が唇を舐めていることより注目を集めたのは、その前に置かれたMacBookの天面にあるべきアップルのロゴがなくなっている点です。別にアップルのロゴがない一品ものを持っているわけではなく、Metaの広報がフォトショップで画像を加工し、リンゴのマークを消したと推測されます。

 

ご本人が大嫌いなアップルの製品を使っていることは、奇妙にも思えます。が、上記の「Androidを使え」命令が報道された後も、Facebook広報はAndroid携帯を「奨励」しているが、別にiPhoneを禁止していないとアピールしていたことを振り返れば、一応は矛盾していないのかもしれません。

 

なぜザッカーバーグ氏とクック氏の仲が、それほどこじれたのか。そのきっかけは2019年7月、ハイテク・メディア業界の大物が集まる会合でのことです。ちょうど英国の選挙コンサルティング会社Cambridge Analytica(以下「CA」)が約5000万人分のFacebookユーザーの個人情報を無断で流用していたと発覚して、クック氏がFacebookがプライバシー情報を扱う姿勢を批判した翌年でした。

 

その会合は、本当ならヒビの入った両社の関係を修復することが目的だったそうです。が、クック氏はCA問題につき助言を求めたザッカーバーグ氏に対して「Facebookはコアアプリ以外で集めた個人情報をすべて削除すべきだ」と刺々しく応えたとのこと。それは個人の嗜好などを基にしたターゲティング広告を主な収入源とするFacebookにとってはビジネスを止めろというに等しく、2人の関係は決定的に悪化してしまったと伝えられています。

 

クック氏と仲違いする数年前にも、ザッカーバーグ氏はInstagramが月間5億人ユーザーを達成したときのお祝い写真で、MacBookのウェブカメラとマイク端子にテープを貼っていることから、アップルにスパイされることを心配しているのでは? と指摘されていました。

↑9to5Macより

 

それから数年後の今日でも、MacBookを使い続けるザッカーバーグ氏の心境は気になるところです。さておき米9to5Macの掲示板では写真に面白いセリフを当てはめたりしているので、興味のある方はチェックされてはいかがでしょう。

Source:Facebook

via:9to5Mac