バンダイナムコエンターテインメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング(ELDEN RING)』は「死にゲー」(死を繰り返して強くなるゲーム)の異名を取る難易度ですが、その中でも最強の呼び声が高いのが隠しボスの「マレニア」です。

 

マレニアは剣の達人であり、高速かつ多彩な攻撃モーション、プレイヤーが攻撃を喰らえば体力が回復、一度倒しても第2形態があり、回避困難な必殺技の「水鳥乱舞」まで持っている鬼畜ぶり。ですが、発売直後のバージョン1.0では、より凶悪な強さを持っていたことが明らかとなりました。

 

データマイナー(ゲームデータを解析して、未発表の機能やステージを発見する人)のkotn3l氏が解析したのはバージョン1.0、つまり修正パッチや変更アップデートが加えられていない初期のゲームディスク。フロム・ソフトウェアはプレイヤーからの悲鳴が上がるたびにボスの難易度を調整していたと思われますが、その手心が入っていないオリジナル版です。

 

さてKotn3l氏の調べによると、マレニアにはもう1つの必殺技があったようです。攻撃の弾幕を降らせ、移動距離や硬直時間も短く、リズミカルで踊るような動きから、こちらが本来の「水鳥乱舞」ではないかと推測。いま「水鳥乱舞」として知られている技は、もともとは「マレニアの刃」と呼ばれていたのでは、というわけです。

 

また後のバージョンでは、水鳥乱舞が出てくるのはマレニアの体力が8割を切ってから。しかし1.0ではそうした制限はなく、2種類の必殺技には別々のクールダウン(次に使用可能になるまでの時間)が設定されているため、スタート直後から連続して使えるそうです。

 

また攻撃をブロックするのも上手く、第1形態ではプレイヤーを積極的に追い回し、第2形態ではひんぱんに「朱きエオニア」(爆発を起こし、触れると腐敗の蓄積ダメージ)を落としてくるとのこと。

 

Kotn3l氏は、この「マレニア1.0」をわざわざ復活させてから対決しています。高い火力はそのままに攻撃的となり、見慣れないコンボをくり出し、プレイヤーの攻撃の多く(特に連続攻撃)をガードし、2つの「水鳥乱舞」を使い分ける。驚くほどに善戦しているKotn3l氏ですが、第1形態の容赦なさに連戦連敗を積み重ねてもいます。

 

ひたすら無慈悲だと思われていたフロム・ソフトウェアですが、マレニア1.0を野放しにしない思いやりはあったようです。

 

しかし全裸にツボを被った男が1000回以上も討伐した(しかもマルチプレイ設定でボスの体力が増えた状態で)こともあり、この凶悪なオリジナル版をDLCとして販売して欲しいとの要望も出てくるのかもしれません。

Source:Kotn3l(YouTube)
via:PCGamer