アップルの忘れ物トラッカーAirTagは悪用されることもありますが、空港で乗客の荷物を盗んだ犯人の逮捕と1万5000ドル(約200万円)以上の宝石の回収に活躍したと報じられています。

AirTagと鍵

 

米フロリダ州オカルーサ郡の保安官事務所は11日、デスティン・フォート・ウォルトン・ビーチ空港で不審な動きがあったとして、捜査を実施したことをFacebookで明らかにしました。同事務所の空港警備隊は、(空港の)従業員が扱った荷物の盗難を警戒していたそうです。

 

ことの始まりは7月、ある旅行者が自分の荷物が目的地に到着していないと届け出たことでした。この荷物は1,600ドル以上の品物が入っており、輸送中に紛失してしまったようでした。

 

ただし、旅行客はスーツケースにAirTagを入れていたため、移動した道のりを追うことができました。最後にアクティブ(検知)になったのが同州メアリー・エスターのキャシー・コート近くだと判明したことから、警察はその地域に住む従業員を照合し、デ・ルーカ(De Luca)容疑者を突き止めたそうです。同容疑者はスーツケースを物色し、AirTagを取り出したことを認めました。

 

さらに容疑者の自宅を捜索したところ、捜索願が出されていた品物(1万5000ドルの宝石など)は回収できたとのこと。が、残念ながらスーツケースにAirTagを入れていた持ち主の荷物は回収できなかったと報告されています。

 

捜索にあたった保安官は「今回の逮捕は、これらの盗難の犯人を見つけて責任を取らせるという、空港警備隊、捜査員、空港の優れたチームワークの一例です」と語っています。この結果、デ・ルーカ容疑者は2件の重窃盗罪に問われることになりました。

 

AirTagは不安を呼び起こす使われ方をしたこともありましたが、その一方では連続窃盗犯が逮捕されるきっかけとなったり、盗まれた盗難車を8台も突き止めるお手柄をあげた例もあります。

 

とはいえ、AirTagを付けたバイクを追いかけて犯人を見つけたものの、鼻の骨を折る大けがを負った人もいます。くれぐれも自力で取り返そうとせず、警察に位置情報を伝え、あとは任せることをお勧めします。

 

Source:Facebook
via:AppleInsider