バイクガレージ、かつ自分の居心地のいい隠れ家、兼家族みんなのアウトドア用品を収納できる、多目的なマイガレージ。市販品に気に入ったモデルがないから自分で作ってしまいました。

 

<記事内ギャラリー>

 

2×6材を使った観音開きの自作木製ドアを開けたところ。ガレージドアは片側80cm、高さ176cmと施主の体格とバイクの取り回しを考えて作られている

 

限られたスペースを上手に使い、バイクガレージ部分、作業台、書斎、収納ときれいにレイアウトされている

 

<DATA>

施主…Sさん(35歳・自営業)
DIY歴…5年
製作費用…25万円
実働製作期間…45日
面積…9.4㎡

 

 

居心地のいいガレージ作り

以前、ハーレーの盗難に遭い、家を持ったら必ずガレージを手に入れると考えていたSさん。いよいよガレージを購入しようかと、カタログなどあたるものの、自分のイメージや予算などに合うガレージが見つからない。見つからないなら自分で作ってしまえ、それも「ひとりで」と決心したときから、DIYのガレージ作りが始まった。

基礎は重量ブロックの布基礎に、あとでコンクリート土間仕上げ。構造は2×4工法を採用して、壁下地、防水シート、スギ材の壁仕上げ。屋根は小屋組みに屋根下地、ルーフィング、アスファルトシングル仕上げとなっている。

製作前に「ひとりでやる」と決めてしまったので、ガレージの設計から仕上げまで、全部ひとりでやり遂げた。木工は家具作りの経験があるので、イメージどおりに楽しい作業だったが、コンクリートを使う左官作業は初チャレンジ。基礎や土間を作る左官作業での800kgにもなったコンクリートとの格闘は、まさにチャレンジ。人生で一番疲れた思い出になったという。

内装は建物が完成してから、少しずつ作りこみ、使いやすく居心地のいいガレージにしてきたという。その甲斐あって、現在では奥さん曰く「一度中に入るとなかなか出てきません(笑)」。というお気に入りの場所になっている。

 

ガレージの前は屋根付きカーポートなので、雨でもこの部分を作業場として使うことができる

 

サイディングはスギ材で仕上げ、屋根はアスファルトシングル葺き。角や窓のトリミングがアクセントになっている

 

ガレージ側面の自作窓は観音開き

 

ガレージ奥の自作窓は滑り出し窓

 

ドアには幅広の帯金で、しっかり施錠できる

 

機械工具類は赤く塗った有孔板に吊るして収納

 

キャスター付き糸ノコ台(左)の下には丸ノコ、ディスクグラインダーを収納。同じくキャスター付き道具箱(右)は糸ノコ作業に使いやすい高さに設定している

 

手前に引き出して、奥に板をはめることで広く使える、天板可動式のテーブルでスペースを有効に使う

 

写真◎高島宏幸

*掲載データは2013年4月時のものです。