米アマゾンは9月29日、ペンで書き込みできるKindle電子書籍リーダー「Kindle Scribe(キンドル スクライブ)」を発表しました。すでに日本のアマゾンサイトでも予約受付が始まっており、発売は11月30日となります。

↑紙の本みたいに書き込める

 

Kindle Scribeは、Kindleシリーズ史上最大となる10.2インチ、解像度300ppiのディスプレイを搭載し、「スタンダードペン」または「プレミアムペン」を同梱。このペンはペアリングや充電の必要がなく、電子書籍に書き込んだり、付箋を追加したり、PDFなどの書類にメモしたり、ノートやToDoリストを作成したり、さまざまなことができるそうです。

 

ディスプレイは光の反射が抑えられ、明るさの自動調整機能や色調調整ライトも付いています。そのため文字や画像がくっきりと大きく表示され、本物の紙のように読み書きできるとのこと。本体の厚みは5.8mm。また、ディスプレイの表面は少し摩擦のある質感で仕上げられ、紙のような書き心地も実現しているそうです。

 

同梱されるスタンダードペンまたはプレミアムペン(購入時にどちらかを選択)は、いずれもKindle Scribe本体にマグネットで取り付けられ、手書き文字の太さの調整やマーカー、消しゴム、元に戻す機能を搭載。さらに、プレミアムペンにはカスタマイズできるショートカットボタンがあり、消しゴムや付箋追加などの機能も割り当てできるそうです。

 

手書き対応に伴い、「Send to Kindle」も強化されました。スマートフォンやPCからPDFやWord文書などを転送してKindle端末で読める従来の機能に加えて、文書に直接メモを書き込んだり、付箋を追加したりできるようになったとのこと。読書のメモ取りだけではなく、仕事の書類でも大活躍しそうです。

 

また、充電端子はUSB-Cを採用(USB-C充電ケーブルを同梱)し、バッテリーは読書のみで最大12週間、読み書きで最大3週間も持つそうです。従来のKindle端末で最高級だったKindle Oasisがmicro USBのままだったので、「大画面かつUSB-Cで充電できるKindle」をほしかった人には待望の製品と言えるでしょう。

 

日本での予約価格は4万7980円(税込)〜で米国価格の340ドル(約4万9000円※)とほぼ同じ。10インチ以上の画面を持つ電子ペーパー端末としては高価と言えず、積ん読を崩しながら書き込みをしたり、PDF文書に手書きしたい人にはピッタリかもしれません。

※1ドル=約144円で換算(2022年9月29日現在)