米グーグルは最新スマートフォン「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」に搭載するプロセッサーとして、「Google Tensor G2」チップを正式に発表しました。このチップについてはさまざまな噂が飛びかっていましたが、ようやく実力の程が明かされた格好です。

↑Image:Google

 

この「Tensor G2」は、先代のPixel 6シリーズに搭載された「Tensor」チップに続く、グーグルの独自開発プロセッサー。グーグルいわく、まず先代のPixel(Tensor)よりも電力効率が20%向上したとのことです。

 

初代Tensorチップの評判が芳しくなかった点の1つは、バッテリー持ちが良くなかったことにあります。たとえばiPhone 13 Pro Maxが1回の充電で2日と20時間も持ったのに対して、Pixel 6 Proは1日と17時間とのテスト結果もありました。

 

これを改善するためにグーグルも電力効率の改善に力を入れたそうで、その結果バッテリー持続時間が延びたとうたっています。

 

一方で、Tensorシリーズの強みは、グーグルのお家芸である「機械学習」と「人工知能」。そのためTPU(Tensor Processing Unit)も強化されており、Tensor G2は機械学習の処理が60%も高速化されたそうです。

 

そうしたTensor G2の処理能力と機械学習能力がアップしたことで、Pixel 7と7 Proは「シネマティックぼかし」やワンタップでピンボケ写真を補正(ほかの機器で撮影した写真でも可能)、肌の色の微妙な違いを美しく正確に再現する「リアルトーン」などの機能が利用できるわけです。このほか、Google アシスタントによる文字入力も2.5倍も速くなったとのことです。

 

もう1つの核となるのは、セキュリティチップ「Titan M2」の搭載。機密性の高い個人情報を保護する「Protected Computing」をはじめ何重ものセキュリティを備えており、これまで以上にユーザーの安全を守ることができそうです。

 

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