PC向けのハイエンドVRヘッドセットで知られる中国Pimax社は、新たな携帯ゲーミングデバイス「Pimax Portal」を発表しました。まるでNintendo SwitchやSteam Deckのような本体だけでゲームがプレイできるとともに、別売りのアクセサリーと合体させてVRヘッドセットにも変身できるとのことです。

↑Image:Pimax

 

Pimax Portal本体は、ディスプレイを内蔵したコア部分の左右にコントローラーを磁力で取り付ける、スイッチを思わせる構成となっています。画面サイズは5.5インチで、最上位モデルはHDR対応、4KのQLED(ミニLEDバックライト使用)でリフレッシュレートは144Hzという、モバイル機器としては破格の仕様です。

↑Image:Pimax

 

搭載プロセッサはSnapdragon XR2で、Meta Quest 2と同じもの。なんと5つものカメラが搭載され、うち4つは背面にあり。これらはインサイドアウト(VRデバイスに内蔵されたカメラで周囲を分析し、位置を測定する)方式のの6DoF(頭や首の回転や傾き+移動を認識)トラッキングやAR体験を実現するそうです。

 

さらに別売りのモバイルVRヘッドセット「Portal View」も用意。これにPortalの画面部分を取り外して差し込むことができ、左右のコントローラーもアダプタに取り付けてVR用コントローラーに変えられ、まるでMeta Quest 2のように使えます。もっとも、この状態では4Kディスプレイも片目当たり1920×2160とQuest 2並みになるようです。

↑Image:Pimax

 

またVRヘッドセット用のレンズも2タイプが付属しており、1つは100度の視野があるゲーム用のもの。もう1つは映画用で、視野角は60度と狭くなっています。

 

本製品は11月15日にKickstarterで先行販売され、Portal本体(ヘッドセットなし)の米国向け価格は299ドル(約4万3000円)から、VRアクセサリー一式のPortal Viewは449ドル(約7万1000円)から。

↑Image:Pimax

 

クラウドゲーミング対応も謳われていたり、様々な応用ができそうなこともあり、日本での販売も期待したいところです。

 

Source:Pimax,YouTube
via:Road to VR