日本は、OECD(経済協力開発機構)加盟国の中で最も睡眠時間が短く、平均睡眠時間は6時間27分だそうです。

 

この数字を見たとき、え? 長いほうでは? と思った人はショートスリーパー。筆者もコロナ禍で完全テレワークになり、いつでも仕事ができる体制が整ったばかりに、オンオフの切り替えができず、夜中まで仕事をしてしまう始末。

 

そんな睡眠の悩みを抱える筆者が見つけたのは、10月5日に発売された「BRAIN SLEEP CLOCK(ブレインスリープ クロック)」。いざ使ってみると、睡眠だけでなく、気分リフレッシュ、マインドフルネスなど、「癒し」を求める現代人にピッタリな機能が満載でした! 筆者を最高の睡眠と環境に、そして仕事の生産性までもアップしてくれた「BRAIN SLEEP CLOCK」をレポートします。

 

部屋が一気にスタイリッシュになるフォルム

↑「BRAIN SLEEP CLOCK」のサイズは直径109×高さ209mm。価格は、アウェイク + スリープの2つのアロマがセットで5万1700円(税込)だ

 

「BRAIN SLEEP CLOCK」は、最先端の睡眠研究を行う「ブレインスリープ」と、美しい“空気”と心地よい“空気感”を創出する家電メーカー「cado」が共同開発した、睡眠デバイス。五感に作用するたたずまいをデザインして作ったというだけあり、どんな部屋にもすっとなじみそうなシンプルなデザインです。

 

基本操作はスマホアプリから行います。仮眠効果を最大限に引き出す「POWER NAP」や、瞑想に使える「MEDITATION」などのモードを搭載し、夜の睡眠以外にもライフスタイルに合わせたモードを楽しめます。

 

本体とスマホをBluetooth接続すれば、スタンバイOK。

↑起動前に上部ユニットを外し、アロマボトルをセッティング

 

↑スマホアプリのAndroid版は、Bluetoothと位置情報をONにしないとつながらない端末もあるのでご注意を

 

光・香・音に包まれて入眠する幸せ

セットアップは簡単に済んだので、さっそく夜に使ってみることに。

 

モードの設定は、アプリ下部にあるSLEEP&WAKE-UP、POWER NAP、MEDITATIONの3つのボタンから選ぶだけ。まずは、最高の睡眠を体験するためにSLEEP&WAKE-UPをタップします。

時間を設定したあと、詳細をタップすると、光・香・音の強弱、また入眠、起床までの稼働時間も分刻みで設定できます。

↑今回は本体の稼働開始時間を入眠の20分前に設定

 

設定時間になると、柔らかい光が部屋の中にあふれ、ゆったりとした音楽が響き、ふわ〜っとアロマの香りが広がります。起動時のカチっとした音などは一切なく、自然にスタートするので、今まで当たり前にそこにあったかのような心地良さ。

 

実は、自分で時間を設定したものの、まだ仕事が終わっておらず、PCの前でせっせと原稿を書いていた筆者。せっかく眠りに誘ってくれたので、潔くPCを閉じ、眠ることにしました。

↑光が徐々にフェードアウトし自然な眠りにいざなう

 

↑入眠のためにブレンドしたアロマはラベンダーのやさしい香り。起床時は血液循環をサポートするローズマリーとシオネールでフレッシュな香りがただよう

 

音楽は入眠のために開発したものというだけあり、体の奥底にじんわりと染み入ってくる音。頭上に広がるアロマの香り、そしてオレンジ色のぼんやりとした光が徐々にフェードアウトしていくのも相まって……いつ眠りについたか覚えていません。

 

「あ、眠っていたんだ」と気づいたのは、フレッシュなアロマの香りが鼻腔をくすぐった朝。瞼に少しずつ入ってくる光、朝の爽やかさを感じる音で徐々に目覚めます。光は、オレンジ色からすっきりとした白色に変化。いつもは「もう朝か〜」とだらだら起きているのに、「おお!よう寝た!」と伸び伸びして快適に起床できました。

 

ということで初日から眠りの深度を感じられました。ただ、少し夜の香りが強いのと、朝の光がまぶしすぎたなと感じたので、1日ごとに設定を変更し、自分好みの光・香・音を模索。1週間後には、起きた瞬間誰かに「おはようございます!」といってしまいたくなるほどすっきり爽やかな目覚めを実感しました。

 

太陽の光が入りにくい部屋で寝ていたため、いつもスマホのアラームの光で目覚めるというあまりよくない環境だったからかもしれませんが、独自開発された柔らかい光と独特のゆらぎがかなり心地よく、上質な睡眠を叶えるためにはやはり「光」が大切だったんだとしみじみ。

 

仮眠やマインドフルネスにも効果的

マインドフルネスに最適なMEDITATIONモード

睡眠以外の2つのモードも使ってみました。まずは「MEDITATION」。

↑ヨガやマインドフルネス瞑想にも効果的なMEDITATION機能

 

筆者は完全テレワークになり、仕事場は自宅。オンオフの切り替えがうまくいかず、いつも仕事のことで頭がいっぱいで、いわゆる脳疲労状態のときがありました。そんなときに出会ったのがマインドフルネス。今、この瞬間に意識を集中することで、脳や心を休ませる手法なのですが、そうは簡単にいきません。

 

そこで、ゆっくりと瞑想に入れる自分好みの音楽を「BRAIN SLEEP CLOCK」のMEDITATION機能から検索。

↑avexと開発した入眠サウンドは自然の音がテーマ

 

あとは、ヨガや瞑想をする時間をセットし、光・香・音をカスタマイズ。ヨガマットの上に置いて試してみると、一定のリズムで部屋を包み込む光と音、抜群のタイミングでふわっと広がるアロマの香りにうっとり。30分間、深く瞑想に入り込めました。美容院でヘッドスパをしたくらいの頭のすっきりさに驚きです。

 

試しに、仕事中もMEDITATIONを起動してみると、心地よい音楽に眠りそうになるかと思いきや、集中力アップに驚き! MEDITATION用に開発された音楽が脳をほどよくリフレッシュするのにも効果的なようです。

 

光と同じように音にもゆらぎを感じる、雨や焚火、波など自然の音が使われているので、どの音(音楽)が自分にとって心地いいのか、脳がすっきりするのか見極めればいろんな使い方ができます。

 

仮眠の効果を引き出すPOWER NAPモード

もう一つのPOWER NAPモードは仮眠時に使用することで、仮眠効果を最大限に引き出してくれるモードです。筆者はたまに昼寝をしてしまうのですが、起こしてくれる人もいないのでついつい長く寝てしまい、逆に疲れるなんてこともざら。

このモードは稼働時間を設定し、開始ボタンを押すだけ。設定した稼働時間の前後に入眠起床モードと同じように光・香・音がフェードアウト、フェードインします。寝すぎ予防に抜群の効果を発揮しました。

 

五感にアプローチする新たな入眠デバイス

上質な睡眠には、快適な温度や湿度、自分の首にあった枕、体が心地よく沈むマットレスなどさまざまなアプローチがありますが、光・香・音と五感に響かせることも大事なんだなと実感しました。

 

目をつぶってもまぶたにぼんやりと入り込む光、脳を心地よく刺激する香り、そして、耳元にす〜っと入ってくる自然の音。毎日すっきりしない、途中覚醒して眠りが浅い、そもそも眠りにつくまでに時間がかかるといった睡眠の悩みを抱えている人は、一度試してみる価値大です。皆さんも清々しい「おはようございます!」を言ってみませんか?