米クアルコムは最新モバイルプロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2」を発表しましたが、このチップはサムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズに採用されることが確実視されています。

↑Image:Qualcomm

 

さらに、Galaxy 23シリーズにはクアルコムが公式発表したものとは違う、特別バージョンが用意されているとの噂が報じられています。

 

有名リーカーIce universe氏によれば、サムスン製品向けのSnapdragon 8 Gen 2は「スペシャルエディション」とのこと。CPUのクロック数(プライムコア「Cortex-X3」)は通常版の3.2GHzから3.36GHzに、GPUも680MHzから719MHzへと強化されているそうです。

 

先日もIce universe氏は、Snapdragon 8 Gen 2の通常版は識別子が「SM8550-AB」であるのに対して、「SM8550-AC」という型番も存在しており、それがサムスン専用だとほのめかしていました。今回、その特別バージョンはクロック数が向上していると付け加えた次第です。

 

また定番テストアプリGeekbenchの公式集計サイトGeekbench Browserでは、「Galaxy S23 +」(SM-S916U)らしきベンチマークが発見されていました。そこでも、CPUコア(Cortex-X3)が3.36GHzの周波数で動作することが確認されています。

 

クアルコムにとっては、サムスンはAndroidスマートフォンメーカーの最大手であり、より高価な特別版Snapdragon 8 Gen 2を販売することで大きな利益が得られるはず。かたやサムスンもCPUとGPUのクロック周波数を上げることで、Snapdragon 8 Gen 2を搭載する競合他社の製品より速いGalaxy S23を販売することができ、市場での優位性を保てると思われます。

 

もっとも、最上位モデル「Galaxy S23 Ultra」のグローバル版らしきデータもGeekbench Browserで発見されているものの、iPhone 14 Proに搭載されたA16 Bionicには及ばないとの報告もありました。

 

とはいえ、このベンチマーク結果はあくまで試作機のそれに過ぎないはず。2023年初めに発売されるまでには、ソフトウェアの改善により潜在能力が引き出されていると期待したいところです。

Source:Ice universe(Twitter)
via:Wccftech