物置は手作りに限る。

理由その1、あいているスペースに合わせて作れる。
理由その2、収納したい物に合わせて作れる。
理由その3、好みのデザインで作れる。

すなわち物置は、自分の都合に合わせて作ったものと、そうでないものの、満足度の差がとりわけ大きいというわけ。

では、どうすれば自分仕様の物置が作れるか?

そのヒントも答えも、これから紹介する数々の手作り物置の中に、わんさと見つけられるはず。

File01/パーゴラ&デッキつき工房物置はコチラ!

File02&03/かわいらしいデザインの個性的な物置はコチラ!

File04/モルタル造形の南仏風物置はコチラ!

File05/アメリカンテイストのトタン物置はコチラ!

番外編1/スチール製物置のリメイク術はコチラ!

 

<記事内ギャラリー *画像をタップするとご覧いただけます>

 

File06 たっぷり収納できる引き戸の自転車小屋

外壁の塗装には、塗料の代わりにシーリング剤(アイボリー)を使用。防水・色付けとともに独特の質感も生み出している

 

<DATA>
製作者…Sさん(39歳)
DIY歴…10年
製作期間…3週間
製作費用…15万円
作品サイズ…幅4000×奥行1800×高さ2500mm

 

5年ほど前に自転車置き場を製作したSさんだが、雨風がしのげずに自転車がすぐに傷んで古ぼけてしまうため、娘さんが自転車通学になるのを機に、新たに自転車小屋をDIY。子供たちの自転車のほかに、キャンプ道具や釣り道具をいっぺんに収納できる大きな小屋だ。

角の4本の柱が外から見えるように、また物置っぽさをなるべく出さないことをコンセプトに作られたこの作品は、座ぐりを多用し、コーススレッドのみで組み立てられている。もうひとつこだわったのは小屋のスライドドア。窓は切断したポリカーボネート(厚さ5mm)をホゾ組みした1×2材で囲った。その窓をあらかじめ切断・塗装したOSBにはめ込んだら、塗装した1×4材をOSBの縁に固定し、底にキャスターをつければドアが完成する。

ドアのレールは根太に床下面から10mm下げた位置に固定。上のレールはスペーサーを垂木で作り、その上に板を張ることでドアの前面を押さえている。

 

明かりがとれるように屋根はポリカーボネート波板を使用

 

ドア下のレール部分。2×材の両端に角材をコの字型になるように取り付けて、車輪を走らせている

 

内装はまだ仕上げ途中だそうだが、天井の梁を利用したロッドホルダーの収納、カーテンレールを利用した靴干し場など、細かな収納アイデアが見受けられる

 

File07 ガレージの軒下を活用した奥行6mの狭小自転車小屋

柱は防腐剤、扉は屋外用のステイン塗料のあとにオークションで集めた看板を張った。いい雰囲気に仕上がっている

 

奥行きを6mとったため2台の自転車と一緒に、長物の木材や脚立、テーブルソーなども収納できる。高さも十分で天井収納も可能。なお、奥側にも扉がつけられている

 

<DATA>
製作者…Iさん(43歳)
DIY歴…3年
製作期間…10日
製作費用…約2万円
作品サイズ…幅900×奥行6000×高さ2550mm

 

Iさんはもともと車2台にオートバイ2台が入る大きなガレージを保有しているが、自転車を出すためだけに、ガレージの電動シャッターを開け閉めするのがわずらわしくなったため、ガレージ横の軒下(幅約1m)に自転車置き場の製作を思いつく。

自転車小屋は、自宅に合わせて切妻屋根に木製板張り調をイメージしたガレージを損なわないようにデザイン。地面は防草シートの上に砂利が敷き詰められているので、穴を掘らずに枕木を基礎&根太の代わりとして使っている。

 

支柱はウッドデッキ用の金具を使い枕木に固定。床板は廃材で、枕木は知人から譲り受けたものを使った

 

柱や垂木の固定にも金具が使われている。なお、ガレージの壁にはビス打ちされていない

*掲載データは2013年10月時のものです。