サムスンのミッドレンジ(中価格帯)スマートフォンの次期モデル「Galaxy S23 FE」は、ハイエンドモデルGalaxy S23シリーズが売上不振のため、早ければ6月にも発表されると噂されています。

↑カメラはパワフルになりそう

 

その搭載プロセッサーは、1つにはサムスン製のExynos 2200だと見られています。サムスン製スマートフォンはプロセッサーが何種類かある場合もありますが、今回はクアルコム製のSnapdragon版はなし。しかし、カメラの性能は前モデル(Galaxy S21 FE)よりもアップすると有名リーカーが主張しています。

 

サムスンの未発表スマートフォンに詳しいRevegnus氏は、Galaxy S23 FEの詳細なスペックをツイートしています。それによれば、プロセッサーはExynos 2200一択でSnapdragon版はないとのことです。

 

搭載プロセッサーとしては、Galaxy S23より少し前のSnapdragon8+ Gen 1を期待する声もありました。が、そもそもGalaxy FEシリーズは廉価モデルであり、サムスンがコスト削減と収益性の維持を狙っているとすれば、妥当な選択とは言えそうです。

 

ほかの主要スペックとしては、6GBまたは8GBのLPDDR5 RAMを搭載し、6.4Gbpsのデータ処理速度を実現。ストレージにはUFS 3.1規格が使われ、容量は128GBまたは256GBになるとのことです。これらは、いずれもGalaxy S23シリーズよりも少し古い規格だったりします。

 

カメラについては、前面カメラに画素サイズ1.12umの12MPセンサーを、背面のメインカメラは画素サイズが1.0umで50MPセンサーを採用するとのこと。また8MPと画素サイズ1.0umの3倍望遠レンズと、12MPと画素サイズ1.12umの超広角カメラを搭載するそうです。これらは概ね、Galaxy S21 FEを上回るものであり、特にメインカメラの強化がうれしいところです。

 

最近はスマートフォンメーカー各社ともミッドレンジ機に力を入れており、先日Googleが発売したPixel 7aも価格の割に高性能が注目を集めていました。Galaxy S23 FEも、人気のスマートフォンとなるのかもしれません。

 

Source:Revegnus(Twitter) 
via:Gizmochina