アップルのiPhone向けの「独自5Gモデムチップ」の開発が、さらなる遅れに直面しているとブルームバーグが報じています。

↑開発難航

 

アップルが独自の5Gモデムチップを開発していることは以前から報じられており、2025年の「次期iPhone SE(iPhone SE 4)」への搭載もうわさされています。しかし一方で、発熱や基板サイズの問題などによって、その開発が遅れているともウォール・ストリート・ジャーナルが報じていました。

 

ブルームバーグによれば、アップルは当初、2024年までに独自の5Gモデムチップを完成させる予定だったとのこと。しかし、ライバルのクアルコムと同等か、それ以上の性能のモデムチップを作るには「あと何年もかかる」そうなのです。現時点では、独自の5Gモデムチップのリリースは2025年末か2026年初頭まで延期されています。

 

開発中のモデムの1つのバーションは、高速な「ミリ波」に対応していません。また、買収したインテルのモデム技術の発展や、クアルコムの特許を回避することにも苦心していると報じられています。

 

アップルはクアルコムとの法的紛争を終了させており、両社は2026年までモデムチップ提供の契約を結んでいます。はたしてそれまでにアップル独自の5Gモデムチップの開発は完了するのか……。綱渡りな状況が続くことになりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors