◆新聞活用「児童が成長」新聞活用「児童が成長」
 名古屋市で開催された第22回NIE(教育に新聞を)全国大会は4日、公開授業など26のプログラムが行われ、岐阜県からも教員3人が登壇した。大会は2日間の日程を終え、閉幕した。来年は盛岡市で開かれる。

 3人が登壇したのは特別分科会。岐阜市立藍川東中の神谷俊行校長は「新聞販売店との連携」で意見を述べた。前任校で取り組んだコラムの書き写しなどを振り返り、販売店の支援に感謝。「生徒、教師が無理なく多くの教科や領域でNIEを実践するには、新聞社と販売店、学校との連携が重要」と訴えた。

 新聞切り抜き作品の教育効果を検証したのは山県市立富岡小の奥田宣子教諭。新聞記事を使う朝の1分間スピーチを日常化し、作品づくりにつなげている実践を紹介。「人前で話すのが苦手な子が自分の思いを自信を持って語れるようになった」と児童の成長する姿にも触れた。分科会の参加者に作品づくりのこつをアドバイスし、関市立関商工高の浅野伸保教諭も挑戦した。

 「外国人児童生徒の日本語教育に活用するNIE」のテーマには、外国人生徒が約16%の可児市立蘇南中の小川裕美教諭が登壇した。校内の国際教室の授業内容を紹介し、ふりがなが付く小学生向けの子ども新聞で考案した実践「新聞クイズ」「新聞記事調べ」を報告。「(記事中の)知らない日本語に線を引き、すぐに意味を調べる姿勢が身に付いた」と成果を示した。

 NIE実践の展示コーナー「交流ひろば」では、本巣郡北方町立北方西小の吉田光宏教諭が出展。約10年にわたる自らの活動を披露した。