旧国鉄時代の中央線などで活躍し、現在は岐阜県中津川市本町の本町公園に保存、展示されている蒸気機関車「D51 266」の一般公開が6日あり、子どもたちが運転席で力強く汽笛を響かせた。

 旧国鉄時代、現在のJR中津川駅には蒸気機関車などを整備する中津川機関区が置かれた。同機関車は1939(昭和14)年に川崎車両で製造され、浜松機関区、多治見機関区を経て49年に中津川機関区に配属。山岳路線の中央線で活躍し71年4月、中津川−塩尻駅間の往復をラストランに廃車。翌5月に同市に貸与された。

 一般公開は、中津川機関区の70、80代の元技術者ら約30人でつくり、同機関車の手入れをしている「同市D51会」が毎年8月に開催。会場には、中央線を走る同機関車や往年の中津川駅を収めた写真が展示され、子どもたちは旧国鉄の制帽をかぶって記念撮影したり、運転席で汽笛を鳴らしたりした。