岐阜県は9日、岐阜市宇佐に建設予定の木育施設「木のふれあい館(仮称)」の地下駐車場工事現場から大量の建設廃材が見つかったと発表した。県は工事をいったん休止し、現地をボーリング調査する。調査完了まで3カ月程度かかる見込みで、2019年4月の開館の時期はずれ込む見通し。

 県によると、7月から始まった現地での建設工事で数カ所を1メートル程度掘ったところ、コンクリートがらや木くず、廃プラスチックが相次いで見つかった。少なくとも1千立方メートルは埋まっているとみられる。

 建設予定地は、県図書館の西側に隣接する障害者施設「旧県福祉友愛プール」の跡地。1981年のプール設置前は民有地だったという。今年1〜2月の土壌汚染調査では、いずれの汚染物質も基準値以下だった。

 木のふれあい館を巡っては、県が当初「ぎふ森の恵みのおもちゃ美術館」として構想を打ち出し、敷地面積2600平方メートルに木育拠点施設を建設する予定。本年度から仮称の名称を変更し、19年3月の工事完了に向けて整備を進めていた。