健康食品・医薬品製造のアピ(岐阜市加納桜田町)のネクストステージ工場(揖斐郡揖斐川町市場)が、イスラム教の戒律に従った原料のみを使用した製品であることを証明する「ハラール」の国際認証を取得した。同社によると、県内企業の国際認証取得は初めてという。

 ハラール認証は、イスラム教で禁じられている豚肉やアルコールなどの不使用を証明する。世界的に最も権威あるマレーシア政府のハラール認証機関「JAKIM」の監査を受け、認証を得た。

 認証されたのは、工場内の10エリアのうち1エリアで製造されるカプセル、粒状、錠剤のサプリメント。各エリアは、製造過程などで他のエリアで使われている原料が混ざらないよう独立した空調システムになっているほか、従業員がエリア間を往来できないように管理されている。

 今年3月、監査官とともにマレーシア・ペナン州ハラール担当のアブドゥル・マリク・カシム大臣も来社、工場内を見学した。カシム大臣は「マレーシアのハラール認証は高いブランド力がある。既に品質面で高く評価されている日本の健康食品は、認証によって国際市場により早く浸透していくだろう」と述べた。

 同社の中山忍生産本部長は「サプリメント業界のグローバル化が進む中、新たな武器を手に入れた。ペナンをはじめ、世界に幅広く認証商品を展開していきたい」と意欲を語った。