岐阜県内で交通死亡事故が急増している事態を受け、県警は年末まで、毎月「0」の付く日を交通監視強化日(ゼロ日)と定め、事故抑止活動を展開していく。初日の10日、瑞穂市牛牧の県警本部穂積分庁舎で出発式を行った。

 県警交通企画課によると、6月以降、死亡事故が増えている。6月1日から今月9日までの死者数は19人で、昨年の同じ期間と比べると8人多い大幅増。このうち高齢者が14人と7割以上を占める。

 例年お盆以降、年末まで死亡事故が増加する傾向もあり、ゼロ日を設けることとした。県内一斉に、警察官らが通勤、通学に利用される生活道路や交通事故が多発している場所などに立ち、悪質、危険な運転を監視。取り締まりなども強化し、交通マナーの向上や安全運転を呼び掛ける。

 出発式には、交通機動隊員や自動車警ら隊員ら約50人が出席。山本有一本部長が「死亡事故を1件でも減少できるよう、積極的に取り組んでほしい」と訓示した。この後、白バイやパトカー25台が街頭監視に出発した。