昨年のリオデジャネイロ五輪の競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルに輝いた金藤理絵選手(28)=Jaked、ぎふ瑞穂スポーツガーデン=の記録に挑戦する「金藤杯」が11日、岐阜市長良福光の長良川スイミングプラザであった。市民水泳競技大会の一環で、金メダルを取った同日(現地時間)に合わせて初めて実施された。

 レースは4人一組で1人50メートルを泳ぐ混合200メートル平泳ぎリレー。小学生から一般までの13チームが出場した。

 最も速かったのは県岐阜商高Aで、金藤選手がリオ五輪で記録した2分20秒30に肉薄する2分20秒32だった。金藤選手から金藤杯の盾が贈られ、第四泳者の3年坂口将也さん(17)は「0・02秒差で悔しく、改めて偉大な記録と思った。金藤さんみたいに大きな泳ぎを意識して頑張りたい」と話した。

 また、1936年のベルリン五輪で日本女子初の金メダルを獲得し、引退後は岐阜市に移り住んだ故前畑秀子さんにちなんだ特別賞が、和歌山県橋本市議から岐北中Bに贈られた。ベルリン五輪女子200メートル平泳ぎの記録3分3秒6に最も近かった。同市は岐阜市などと、NHKに前畑さんのドラマ製作を要望している。

 金藤選手は「男女混合で皆で頑張っているのが印象深かった。前畑さんなど多くの活躍した選手のように頑張ってほしい」と話した。

 同大会には小学生から一般まで約270人が参加。水しぶきを上げて力泳する選手に家族らから盛んな声援が送られた。