現在のスマートフォンの草分け的ブランドであり、一時は大きな勢力を誇っていたBlackBerryが、スマートフォンの自社開発から撤退し、今後はハードウェア開発をパートナー企業に外注する予定であることを発表しました。

BlackBerry will stop designing its own phones and focus on software - Recode
http://www.recode.net/2016/9/28/13088322/blackberry-no-more-phones

スマートフォン生産からの撤退について、BlackBerryのジョン・チェンCEOは声明の中で、「BlackBerryは内部でのハードウェア開発の一切を終了し、外部委託することを計画している。これにより資本要件を縮小し、投下資本利益率(ROI)を高めることが可能になる」と語っています。

海外ニュースメディアのRecodeは、BlackBerryが現在販売中の「DTEK50」というスマートフォンはフランスのスマートフォンメーカーであるAlcatel製のものに新しい名前やロゴをつけて販売しているものであり、スマートフォン生産から完全撤退するための準備は着々と進行中であるとしています。

Most Secure Android Smartphone - DTEK50 - United States

BlackBerryが公開した(PDF)リリースによると、今四半期における純損失は3億7200万ドル(約380億円)とのこと。

苦境が伝えられるBlackBerryですが、チェンCEOは「我々は戦略上の変曲点に差し掛かっています。我々のビジネスの軸であるソフトウェア開発は定着しており、BlackBerryの財務基盤は強い。第2四半期ではソフトウェアの収入を前年比で2倍以上に伸ばし、これまでの企業の歴史の中で最も高い純利益をあげることにも成功しています」と語っています。

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