世界には、レゴブロックで実際の風景や芸術作品を作るレゴ社認定のプロビルダーが十数名存在しています。しかし、そんなビルダーたちをも驚かせてしまうような18歳の少年が現れました。生まれつき右腕のなかったデイヴィッド・アギュラーさんは、幼い頃からレゴブロックが好きで、「いつか自分の腕を作ること」を夢に見ていたとのこと。そして試行錯誤の結果、自分の右腕を作り上げることに成功しました。

Building a Prosthetic Arm With Lego - YouTube

「僕は子どもの頃からいつもレゴで遊んでいて……」

「『車』や『飛行機』、『バイク』を自分の力で組み上げてきました」



「そして今や自分の右腕を作り上げることに成功しました」

「僕の名前はデイヴィッド・アギュラー。18歳でアンドラ出身です」

「そして、これが僕の右腕です」

アギュラーさんは生まれた時から右腕がありませんでした。そして周囲から「手がないのか……」など多くの言葉を投げかけられることが「うっとうしい」と感じていたようです。

右腕がないことで、彼のことを不利だと考える人もいるようですが、アギュラーさんは普通の少年です。

アギュラーさんはEDMが好きで……

カメラを見つけたらピースをするちょっと変わったお父さんもいます。

「ここが僕の通っている学校です」

アギュラーさんは左腕ではなく、レゴブロックの腕を使って、たやすく学校のドアを開けます。

アギュラーさんによると、最初にレゴブロックで義手を作ったのは9歳のときで、当時の彼は水に浮かべるボートを右腕に作っていたようです。その後、腕として機能するように改造を施したとのことです。

しかし、当時作った腕の強度が足りなかったそうで、本物の腕として機能させるには不十分だったようです。そこで、アギュラーさんは新たな腕を作ることにしました。

工夫を凝らして完成したのが「マーク1」だそうです。

「この腕は腕立て伏せにも耐えられる十分な強度を持っています」

「これが完成したときは、鏡の前に行ってマッスルポーズをしちゃいました」と語っています。

アギュラーさんによると、この腕は構想から完成までに5日間しかかからなかったそうです。そして、すぐに腕のアップグレードを進めることにしたそうです。

そして「マーク2」が誕生します。

「この腕には上腕二頭筋に相当するモーターとバッテリーが組み込まれています」

「モーターと腕の先端が釣り糸でつながっているので……」


「これを僕が肩に装着して操作すれば、自由自在に腕を曲げることができます」


「僕が初めてこの腕を学校に持っていったとき、『どうやって作ったんだ!?』と本当に驚かれました」

「僕は普通の人ですが、自分で腕を作ったことを伝えると、みんな一様に『お前スゲーな!』や『お前はマジで頭良いな!』という反応でした」

アギュラーさんは最後に「友人たちが『アギュラーが友だちでホント誇りに思うよ』と言ってくれていて、とてもうれしいです」と語っており、レゴで作った義手が人間関係の構築にもつながっているようです。