ウェブブラウザ上に用意された箱庭の中で、砂や水、溶岩といったさまざまな素材をもとに地形を作成できるゲームが「Sandspiel」です。サクサクと軽い動作でありながら、Sandspielはドット単位で重力や気流などの自然現象をシミュレーションすることが可能で、無料で遊ぶことができます。

sandspiel
https://sandspiel.club/

「Sandspiel」が実際どんな感じで遊べるのか、以下のムービーを見ると一発でわかります。

ブラウザ上の箱庭に砂や水を積み重ねて地層を作る「Sandspiel」を遊んでみた - YouTube

「Sandspiel」にアクセスするとこんな感じの画面が表示されます。

操作パレットに当たる部分は画面の右上に表示されています。2段目の「Empty」から「Wind」までがいわゆるブラシの材質に当たるもので、それぞれの特性は以下の通り。
・Empty(空白)……なんでも削り取ってしまいます。
・Wall(壁)……空白以外では壊せません。
・Sand(砂)……重力に従って下に落ち、水に沈みます。
・Water(水)……重力に従って下に落ち、火を消します。
・Stone(石)……重力に従って下に落ち、砂と違ってアーチを作ることもできますが、圧力でへし折れます。
・Ice(氷)……水に触れるように設置すると、接触したところから水が凍り出します。
・Gas(ガス)……気体でふわふわと浮き、とても燃えやすいです。
・Cloner(クローン)……最初に触った素材をコピーします。
・Mite(ダニ)……重力に従って下に落ち、触れた木や植物を食べてしまいます。また、ほこりは大好物なので一瞬で食べてしまいます。
・Wood(木)……頑丈ですが、ダニに食べられてしまいます。
・Plant(植物)……水のある場所で繁殖します。
・Fungus(真菌)……すべての素材に繁殖し、広がっていきます。
・Seed(種)……砂の上に育って花を咲かせます。
・Fire(火)……燃やします。
・Lava(溶岩)……火と同様に物を燃やしますが、砂や石のように重力に従って沈んでいきます。
・Acid(酸)……重力に従って下に落ち、他の素材を溶かしてしまいます。
・Dust(ほこり)……火や溶岩が近くにあるとその熱で爆発するように燃えてしまいます。
・Oil(石油)……火がつくと煙をたくさん出して燃えます。
・Firework(花火)……火がつくと、爆発しながら最初に触った素材に変化します。
・Wind(風)……風を巻き起こして物を吹き飛ばします。

マウスカーソルをピンク色の箱庭の中でドラッグすると、その場所に素材が現れます。

水・砂・石などは重力に従って落下するので、箱庭の下で層になって積み重なっていきます。


砂と石と水を使って、なんとなく島のようなものができあがりました。

島の右に植物を生やし、島中央の山頂から溶岩を流してみたところ……

溶岩が植物に触れて燃えてしまいました。

次に島の右端に石油をためてみました。

しばらくすると、溶岩がゆっくりと流れ出して、石油に触れて引火。石油の海からは黒い煙があがります。

一瞬のうちに島の右側は大炎上。煙の動きを見ると、火がついたことで上昇気流が発生していることがわかります。

実際に火の上から砂をかぶせてみたところ、上昇気流によって砂が舞い上がってしまい、なかなか下に落ちません。また、右から左にかけて風が発生していて、島の砂は左側に崩れ、左にあった植物も吹き飛ばされてしまっています。

今度はすぐに爆発してしまうというほこりを大量に盛り付けてみました。

島の右側でくすぶっていた炎がほこりに引火した瞬間、大爆発を起こしてしまいました。

なお、操作パレットの左上にある一時停止ボタンを押すと、重力に従って下に落ちる素材は落下せず、木やほこりなど可燃性の素材は火に触れても燃えることはありません。

以下のムービーは、一時停止したまま砂で「G」の文字を書いてさまざまな素材で彩り、再生したらどうなるかを試してみたところ。

「Sandspiel」を一時停止させたままGを書いてから再生してみた様子 - YouTube

なお、「Sandspiel」はRustとWebGLで開発されていて、ソースコードはGitHubで公開されています。