ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が米国特許商標庁に出願した特許が公開されました。

Spectator View Into An Interactive Gaming World Showcased In A Live Event Held In A Real-World Venue
http://pdfaiw.uspto.gov/.aiw?PageNum%3D0%26docid%3D20190104235%26IDKey%3D%26HomeUrl%3Dhttp%253A%252F%252Fpdfaiw.uspto.gov%252F

SIEがアメリカの子会社であるソニー・インタラクティブエンタテインメントアメリカを通じて2017年10月6日付で出願していた特許が、2019年4月4日に公開されました。特許の標題は「SPECTATOR VIEW INTO AN INTERACTIVE GAMING WORLD SHOWCASED IN A LIVE EVENT HELD IN A REAL-WORLD VENUE」で、日本語にすると「現実世界のライブイベントで展示されているインタラクティブなゲーム世界への観客の視点」という意味。

出願書に添付されていたライブ会場の図はこんな感じです。ステージに並んだ3つの画面と、観客席に座る観客の様子が描かれています。

ステージ上はこんな感じで、ヘッドセットを着用したプレーヤーが2つのチームに分かれて、レーシングゲームをプレーしています。一見すると普通のeスポーツ会場のように見えますが……

会場には無数のカメラや集音装置が設置されています。

そこで収集したイベント会場のデータでVR世界のイベント会場を再現し、遠隔地にいる観客のヘッドセットやスピーカーでイベント会場を再現するようです。

ステージを観客席から見た映像や……

観客席の隣の人をヘッドセットを介して見ている様な図もあります。このことから、さながら実際に会場にいるような感覚で、eスポーツをVRで観戦するための特許であることが想像できます。

コントローラーを使ってVRで再現されたイベント会場の座席を好きに移動することも可能。

ゲームそのものの様子をVRで観戦することもできます。出願書では、「インタラクティブなゲームの例」として「ゴッド・オブ・ウォーにおけるゼウスの息子クレイトスと敵との戦闘場面」が複数の視点から観られている様子が示されています。

観客は複数の視点を任意に切り替えて、好きな角度から戦闘の様子を観ることができるというわけです。

Photo by artubr