2019年5月24日(金)から公開中の映画『プロメア』をはじめ、今石洋之監督による「キルラキル」「宇宙パトロールルル子」や、吉成曜監督による「リトルウィッチアカデミア」、特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」を原作とした雨宮哲監督の「SSSS.GRIDMAN」といった作品を送り出してきたのが、2011年に誕生したアニメーション制作会社・TRIGGER(トリガー)です。いったい、あのハチャメチャに熱量の高い作品はどう生み出されているのか、今石監督らによるラッシュチェックの様子や、『プロメア』に携わるメインスタッフのデスクを、実際に見に行ってきました。

株式会社トリガー | ANIMATION STUDIO TRIGGER Inc.
http://www.st-trigger.co.jp/

◆エントランス
エントランスには、過去に携わった作品のポスターやトロフィー、グッズなどが所狭しと並べられています。この通路を挟んだ右手側にはTRIGGERと同じ「ウルトラスーパーピクチャーズ」の系列会社であるライデンフィルム作品の展示があります。

中央には、「キルラキル」のビジュアルの前に「SSSS.GRIDMAN」のグリッドマンが立ち、さらにその前に「プロメア」のポスター2種類が飾られていました。

怪しげなオーバージャスティス本部長のポストは「投函するとルル子君の消印が押されて届くぞ」とのこと。

左側のショーケースは「SSSS.GRIDMAN」を中心としたグッズが展示されています。

目を引く「キルラキル」の片太刀バサミ&縛斬

東京アニメアワード2014でキャラクターデザイン・メカデザイン賞を受賞したすしおさんのトロフィーとアクリルスタンド、自画像フィギュア。

右側のショーケースは立体物中心。ケースの上にはファンメイドの片太刀バサミが飾られていました。

◆ラッシュチェック
ラッシュチェック工程には、3Dディレクターの石川真平さん、クリエイティブディレクターの若林広海さん、キャラクターデザインのコヤマシゲトさん、監督の今石洋之さんが参加。

ラッシュチェックとは、カットごとのムービーデータをチェックする工程で、もうちょっと調整が必要という部分にはリテイクが出されます。

長くても数秒のデータを再生しては「よくなったね」とOKを出したり、「もうちょっとこうしたほうがいいんじゃない?」と話し合ったりするスタッフ陣。再生自体はプレイヤーで行われていますが、ちょっと手を入れるというときにはTVPaint Animationを起動して、今石監督が自ら液晶タブレットで描き込みを行っていました。


◆デスク見学
では、実際に監督たちはふだんどういったデスクで作業をしているのか、その様子も見せてもらいました。この左側がコヤマさんのデスク、座って作業をしているのが今石監督です。

今石監督のデスク周りはこんな感じ。怪獣やロボットに見守られながら作業をしています。

ものが多そうに見えますが、机の上自体はかなり作業スペースが広く確保されていて、「散らかっている」というわけではありません。

取材時点ではまだ作品は仕上げの途上ということで、今石監督は次々と作業に取りかかっていました。

その今石監督の左隣に座っているのがコヤマシゲトさん。

今石監督とは対照的に、フィギュアの類いが一切ないことが特徴。

左手側の棚にはスペースが余っていますが、ぽつんとインスタントラーメンが置かれていました。

今石監督と背中合わせで作業をしているのがアニメーター・すしおさん。

立てかけられたカット袋の数がすごい……

バラエティ豊かなフィギュア群

左手側には「すしおさんといえば」の「AKIRA」、コミックスとバイクが置かれていました。

今石洋之監督がみたび中島かずきさんとタッグを組み送り出す、『世界大炎上』のバトルエンタテインメント映画『プロメア』は2019年5月24日(金)から公開中。ぜひ劇場で楽しんでください。

今石監督と中島さんにはまだ作品制作中だった2019年2月に1度インタビューを実施しましたが、完成後、改めて話を伺う機会があったので、完成後だからこそ聞けることもいろいろとぶつけてみました。

・つづき
映画『プロメア』今石洋之監督&脚本・中島かずきインタビュー、「クールでスタイリッシュ」がありつつ「いつものマッドでクレイジー」な作品が誕生 - GIGAZINE