汗、ニオイ、ジメジメ。さまざまな要素が絡み合う「不快指数高め」なシーズン。買ったときのウキウキをそのままに、心地よく、何度でも。オシャレを楽しむためのお手入れセオリーをプロに聞き込み。
※洗濯の際は衣服に表記されている取り扱い表示を確認してください。


SUMMER LAUNDRY
夏の洗濯5カ条
気温や湿度に翻弄されるうえに、デリケートな素材もニュアンシーな色みも多いから。まずは夏ならではの取り扱いポイントを押さえておくことが、「うっかり」を減らす最短ルートになる。


01 - CLEAN
(汗ジミ、黄ばみを残したくないから)
早く、マメに、お湯で洗う
>> できるだけ早く洗濯。丈夫な素材なら、酸素系漂白剤を加えて、洗剤では落としきれない汗や黄ばみの蓄積を防ぐこと。その日に洗濯ができないなら、部分汚れ用石けんでの予洗いやつけおきをしましょう(下岡さん)
>> キレイに洗ったつもりでも汚れを残すとあとから黄ばみが表面化してくることも。皮脂汚れはなるべくマメに”お湯で洗う”ことがとても重要。また、洗剤や柔軟剤の残りも黄ばみの原因。すすぎも十分に(松延さん)

〈右から〉ウォッシュ&ステインバー 60g 1,320円(税込み) 部分洗いや手洗い用の固形ソープ。オールパーパスブリーチ 1L 3,300円(税込み) 酸素系漂白剤。頑固な汚れを落とし、消臭効果も。/ともにTHE LAUNDRESS 


02 - PROTECT
(夏の日差しは強烈だから)
色あせ、ゴワつきから守って干す
>> 日光によって変色、変質することがあるので、色柄ものやデリケート素材は裏返して陰干しが鉄則。黒が赤っぽく変色したり、まだらにあせてしまうのは日光のせいです(下岡さん)
>> 過乾燥にも注意を。長時間天日干しすることで、肌ざわりも悪くなり、生地も傷むので、なるべく風通しのいい日陰に干すようにしましょう。繊維が立つようにゆすってから干すのも、ゴワつきを防ぐポイントです(松延さん)



03 - KEEP DRY
(ジメジメする日が多いから)
4つの要素を攻略する
>> 洗濯物が乾く要素は「温度、湿度、風力、表面積」の4つ。より高い温度で、より低い湿度で、より強い風と広い表面積で早く乾きます。こぶし大の間隔をあけて、部屋の隅より風の通る真ん中、なるべく高く、クーラーを入れ、サーキュレーターで風をあてて乾かしましょう(松延さん)
>> 生地が重ならないように立体的に干すこと。1枚の服にハンガーを複数本使う方法や角ハンガーが手軽です(JUNNAさん)

フレディ 角ハンガー32P 3,630円(税込み)/フレディ レック・ウォッシュサロン(藤栄) 丈夫なステンレスをホワイトにペイント。


04 - SELECT
(ニオイが気になる季節だから)
とり除く&予防の二段構え
>> ニオイをすっきりとり除いたり、部屋干し臭を予防するためにも、除菌・消臭できる酸素系漂白剤が有効。着用中のニオイ対策をする消臭スプレーは乾いた状態でスプレーしたのち、速やかに乾かして(下岡さん)
>> ポリエステルなど、ニオイがついたらとれない素材は、ベルコニン液PやオスバンSなどを希釈した逆性石けん液でつけおきしてから洗って。ニオイがつきにくい天然素材の服を着るのも有効です(ハナさん)

〈右から〉BALLON AROMA SPRAY FOR ROOM&FABRIC 150mL 2,250円+税/LIBRARY DESIGN 抗菌・抗ウイルスアロマスプレー。フレディ オキシクリーン 20P(30g×20袋) 1,980円(税込み)/フレディ レック・ウォッシュサロン(藤栄) 


05 - DELICATE
(薄く軽い素材が多いから)
摩擦から生地を守り抜く
>> 押し洗いせず、たっぷりの洗剤液に15〜30分つけおきするのがベター。手洗い後は裏返してたたみ、目が細かくなめらかなネットに入れて、ごく短時間(1〜2分)で脱水を。水分と衝撃を吸収するために乾いたバスタオルを一緒に回すのもオススメです。脱水後はすぐに干して(下岡さん)
>> 洗濯ネットの中で服が遊ぶと、形くずれや生地を傷める原因に。たたんでジャストなサイズを選びましょう(JUNNAさん) 

メッシュウォッシングバッグセット(S・L各1枚入り) 3,300円(税込み)/THE LAUNDRESS 目が細かい。



HELP!
Freddy leck sein Waschsalon
松延友記さん
カフェ&コインランドリー、フレディ レック・ウォッシュサロントーキョーのプロデューサー。洗濯ソムリエの資格も取得。

洗濯ブロガー
ハナさん
手軽な方法で「誰でも家庭で洗える」をコンセプトにした洗濯方法をわかりやすく紹介するブログ「ハナの洗濯ラボノート」が人気。

THE LAUNDRESS
下岡友美さん
N.Y.生まれのファブリックケアブランド「THE LAUNDRESS」のブランディングマネージャー。洗濯を知り尽くすエキスパート。

ETRE TOKYO
JUNNAさん
ETRE TOKYOのクリエイティブディレクター。YouTube「my kinda days...」では夏のリアルクローズの洗濯方法も紹介している。