コーディネートを考えやすくなるアイテム=白ブラウス・黒リブTシャツも、シンプル以上をかなえるディテールを求めたい。そんなわがままを満たす条件を吟味し、選ばれたアイテムで着まわしの実例を披露。


Chapter①
「黒と白・どう選ぶ?」
妥協せずに選べば、後々のスタイリングが圧倒的にラクだから。そで丈・着丈・シルエット・素材感。黒リブTシャツと白ブラウス、それぞれの選択基準をご紹介。


☑SELECT POINT
【黒リブTシャツの場合】

【そで】半そで以上・五分そで未満

今の時季から使えることを考えて、半そでより少し長め。暑い季節までも対応の着まわし力に加えて、肩幅や二の腕がほどよくカムフラージュされることですっきり見える効果も。

【シルエット】INして無駄のないフォルム

肉感を拾いすぎず体がまっすぐに見えるほどよいフィット感。そして着丈。INしてウエストがもたつかず、しゃがんだり体を伸ばしてもすそが出ないヒップ上あたりが目安。

【ネックライン】抜け感もともなうハイネック

ネックラインは開きすぎていないほうが上品で、とはいえつまりすぎると季節やスタイルを限定しがち。ゆえのハイネックが、今季らしい抜け感もともなって好都合。


<STYLING IMAGE>

コンパクトで上品。きゃしゃ見えもする黒リブTのすべての持ち味が生きる、ハイウエストボトムとのコンビネーション。

黒リブTシャツ 5,500円/SLY、バミューダパンツ 9,900円/THROW by SLY(ともにバロックジャパンリミテッド) サングラス 35,200円/EYEVAN(アイヴァン PR) バッグ 190,300円/チノ×ザンケッティ(モールド) パンプス 52,800円/KATIM 


☑SELECT POINT
【白ブラウスの場合】

【そで】ノースリと半そでの間

ノースリーブより着こなしの振り幅が広く、半そでよりカジュアル感ひかえめ。上品なフレンチスリーブが、ハリのある素材感やクリーンな色みと絶妙にマッチ。
【ネックライン】デコルテが隠れるつまり気味

意識しなくても自然な抜け感を見込める色と素材。だからこそネックラインくらいは逆に隙をつくらず、狭いほうがいい。そのほうが品のよさが出せるし、今の気分。

【丈感】前後差のあるすそでIN⇔OUT自在

そのまま着ても、フロントだけINも、オールINも可能。スタイルや気分に合わせてどう着てもさまになるのは、前後差のあるヘムラインのおかげ。スリットも深いほうが表情豊か。


<STYLING IMAGE>

つまったネックラインに対して、ヌーディなサンダルで足元を抜くメリハリで旬の表情に。

白ブラウス 11,000円/エディション(エディション 表参道ヒルズ店) スカート 9,900円/シップス エニィ(シップス エニィ 渋谷店) バッグ 52,800円/marmors(MICA & DEAL 恵比寿本店) ストール 7,700円/アルアバイル シューズ 33,000円/PIPPICHIC(ベイジュ)


Chapter②
4つのテーマ別・着まわしの実例 スタイルに合わせて役割を変えられる、黒Tシャツと白ブラウス。それぞれの長所を最大化できる4テーマ別にコーディネート。

【1】
「メリハリのあるワントーン」
素材感にしろディテールにしろ、微妙なニュアンス程度では色の強さに埋もれてしまいがちだから、欲しいのはひと目でわかりやすいメリハリ。


【▶黒リブTの場合】

縦を促すリブと
プリーツ+肌見せでメリハリ
ALLブラックのロング&リーンは、簡単なようで、この時季は特に重く見えがちで気が抜けない。リブ×プリーツで縦に目線を流したら、足元は遊び感も出せるクリアサンダルで大胆に。

黒リブTは着まわし。サイドプリーツスカート 53,900円/EZUMi(リ デザイン) バッグ 46,200円/ORSETTO(オルサ) サンダル 22,000円/TSURU by Mariko Oikawa 


【▶白ブラウスの場合】

ニットを重心高めに巻いて
立体感を形成
ワントーンのシンプルすぎを防止するため、存在感のあるボリュームニットを巻くことで奥行きをメイク。ねらった以上のメリハリに。

白ブラウスは着まわし。肩にかけた白ニット 10,450円/SeaRoomlynn パンツ 28,600円/LIFE WITH FLOWERS.(クレヨン) バッグ 44,000円/GIANNI CHIARINI(ジャンニ キアリーニ 銀座店) パンプス 27,500円/TSURU by Mariko Oikawa 



【2】
「知的にIライン」
たとえば靴で、眼鏡で。女らしいIラインに「知性」をプラス。それだけでスマートなのに退屈しない旬な表情に変わるから。

【黒リブT】
靴・バッグ・ベルトで飾る
紳士のインテリジェンス
あえてアクセはナシ。ベルト、バッグ、ローファーのメンズライクな小物3点で、タックパンツとのシンプルなIラインの知性を高めて。

黒リブTは着まわし。パンツ 7,150円/STYLEMIXER(バロックジャパンリミテッド) ベルト 12,100円/LENO(グッドスタンディング) バッグ 55,000円/Mimi(ビショップ) ローファー 16,390円/A de Vivre 


【▶白ブラウスの場合】
グレイッシュな光沢スカートの
投入でIラインをリニューアル
ボトムに白っぽいカラーを選択し、上下でニュアンス配色を形成。小物には、やわらかな雰囲気をじゃましないきゃしゃな眼鏡とソックスを。

白ブラウスは着まわし。スカート 15,400 円/uncrave バッグ 48,400円/VASIC(TOMORROWLAND) 眼鏡 38,500円/プロポ(プロポデザイン) 時計 41,800円/ココシュニック 靴下 2,860円/PANTHERELLA(真下商事) パンプス 35,200円/PIPPICHIC(ベイジュ) 

【3】
「目を引くボトムをならす」
黒リブTと白ブラウス、どちらも品のよさを意識した選びが功を奏して、ちょっと目を引くクセのあるボトムも難なくとり込める。
【▶黒リブTの場合】

フラットな黒で支えて
柄を浮かせない
ワークウエアブランドらしい、タフな質感のエキゾティックなプリントパンツ。品のいいハイネックが効いて、攻めた柄もシックに落ち着く。

黒リブTは着まわし。パンツ 9,790円/ユニバーサルオーバーオール(カレンソロジー 新宿) バッグ 9,900円/メゾンスペシャル(メゾンスペシャル) サンダル 8,800円/TKEES(エスケーパーズオンライン)


【▶白ブラウスの場合】

ふくらみのあるスカートの意外性
すその前後差を利用してゆるくタックIN。ふくらみのあるダンボールスカートのおかげで、ヌーディなのに印象的。

白ブラウスは着まわし。スカート 14,300円/nano・universe(ナノ・ユニバース カスタマーサービス) クラッチバッグ 31,900円/アヴァケーション(アルアバイル) サングラス 44,000円/アヤメ サンダル 6,490円/RANDA 



【4】
「脇役として使う」
I大きく、ゆったりとしたモノを重ねて。黒リブTシャツも、白ブラウスも小さくアクセントになるくらいのバランス感で。


【▶黒リブTの場合】

黒ありきで成立する
スタイルUPと女っぽさ
ふつうの黒Tにはアクセを要するところ、ハイネックの黒リブTなら、オーバーオールに対して引き締めも女らしさも成立。

黒リブTは着まわし。オーバーオール 37,400円/LENO(グッドスタンディング) バッグ 18,700円/CULTIVATE(カルティベイトインダストリー) サンダル 12,100円/ソルサナ(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店) 


【▶白ブラウスの場合】

ブラウスならではの
まろやかな抜け感
白ブラウスのわずかな光沢が、渋色シャツに品のよさとやさしさを添える。白Tではなしえないマイルドなムードに。

白ブラウスは着まわし。シャツワンピース 17,600円/uncrave パンツ 11,000円/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン) バッグ 14,850円/MADE IN MADA(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) 黒ミュール(ひもつき) 2,420円/KOBE LETTUCE



Chapter-③
Tシャツよりもキレイめに。
Tブラウスと色&柄スカート
シンプルな白トップスの中でも、リラックスした今季らしい服との相性もいい「Tブラウス」。合わせる色によって甘さや深みを出したり、さわやかに転じたり。「配色」で着こなしパターンを広げる、見ためリッチな白ブラウスありきで考える配色。

☑PALE PINK
[大人っぽくあせたピンク]

白:ピンク=1:1の
わかりやすい女らしさ
白とシンプルなピンクを同率でとり合わせた甘い配色バランスとはいえ、Iラインでフォルムはシャープに。狭めのネックラインやサイドスリットで、切れ味を意識すれば大人を保てる。白ブラウスは着まわし。スカート 11,999円/N.O.R.C by the line(N.O.R.C) バッグ 19,800円/VIOLAd‘ORO(ピーチ) パンプス 7,040円/RANDA


☑CREAM YELLOW
[ベージュ感覚でなじむイエロー]

デニムさえさし色になる
ニュートラルなツートーン
定番フェミニン、でもダスティで力を抜くのが正解。白ブラウスは着まわし。デニムジャケット 27,500円/リーバイス® オーソライズド ビンテージ(リーバイ・ストラウス ジャパン) スカート 18,700円/カレンソロジー(カレンソロジー 新宿) バッグ 36,300円/Aeta(alpha PR) サンダル 29,700円/イル サンダロ オブ カプリ(アマン)


□BITTER BROWN
[ツヤを補うためのブラウン]

シックな配色を味方に
質感と柄で甘くシフト
地味と紙一重の配色だから、ちょっと盛って正解。いつもより甘いモードを堪能して。白ブラウスは着まわし。腰に巻いたシャツ 14,300円/フレームワーク(フレームワーク ルミネ新宿店) パンツ 15,400円/マドモアゼル ロペ バッグ 379,500円/LAUNER LONDON(H.I.T.) サンダル 13,200円/ラオコーンテ(シップス 有楽町店)


【▶白Tブラウスを「もっと」活用する実例をGISELe WEBで公開中】
カジュアルでも上品に仕上がる「白Tブラウス」の使い方