Image: (c) Netflix. All Rights Reserved. via Nexflix Japan/YouTube


イレブンが帰ってくる!

サンディエゴで開催されたアメリカ最大級のコミックの祭典『コミコン・インターナショナル 2017』にて、Netflixオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン2の新トレーラーが公開されました。前回のティーザーとは違い、内容が濃密な長尺版です。

新たな場面が紹介されているだけでなく、「もしかしたら、最初のトレーラーに登場したいくつかの謎がつながっているのでは?」というシーンも盛りだくさんです。前シーズンで裏側の世界に連れ去られたウィルはいまだに現実で異変を感じ、少年たちを救うべく裏側の世界のクリーチャー・デモゴルゴンとどこかへ消えた超能力少女イレブンの帰還も描かれます。

では今回も、ちょっと深読みしながら観てみましょう。

Video: Netflix Japan/YouTube


前回の予告編にも登場したアーケードから始まった今回。次のシーンでは、1983年のLDゲーム『ドラゴンズレア』をプレイしている少年たちの様子が映されます。

外から聞こえる何かの声に反応したウィルは、またしても裏側の世界に突入してしまいます。これが現実なのか幻想なのかはまだ判明しませんが、遠くの空に超巨大モンスターを見つける彼は恐怖に身がすくむ想いをしているに違いありません。母親にも「何かわからないものをそこら中に感じた」と泣きながら告げていますが、これはやはり前シーズンでデモゴルゴンに裏側の世界へと拉致され、いつ殺されるかわからない恐怖に苛まれ続けたトラウマ、さらにはシーズン1のラストに一瞬だけ世界が裏側が転じ、口からナメクジを吐いた自分自身への不安などが複雑に絡み合っているからだと思われます。

イレブンを超能力少女にしたホーキンス国立研究所では、コントロールパネルが壊れたように明滅を繰り返し、ダスティンはソファーに流れた血痕を見つけます。ホッパー署長は地図上に怪しい空間を見つけ赤ペンでそこを指しますが、もしかするとそこがスコップで掘り起こすべき地点で、後のシーンで登場する深い穴が開いている場所なのかもしれません。彼は前シーズンで裏側の世界に自ら踏み込みウィルを救出した経験があることから、亡くした娘と重ねてこれ以上町の子供たちに被害が及ばないよう使命と正義感で動いているのでしょうね。

ここからマイケル・ジャクソンの『スリラー』が流れ出し、映像が矢継ぎ早に展開していきます。

ハロウィーンで『ゴーストバスターズ』に扮した少年たちは、お手製のトラップで何かを捕獲した模様。4人は転入生の女の子(恐らく新キャラのマックス)と一緒に中を覗き込みます。木に粘着したスライムや、窓の外に広がる裏側の世界を見るナンシーとジョナサン。無心に触手らしき絵を描くウィル、家中にそれらの絵が貼られた中で武器を構えるメイン・キャストたち。二股の溶接用バーナーで暴れ狂う触手を焼く研究所の作業員たちも出てきました。

さらには天地がわからない長い穴の先を照らすホッパー、逃げたりバットで戦おうとしている人物、穴の中で防塵した少年たち、「やめろ、中止だ」と叫ぶジャスティン、裏側の学校で黒い影に追われるウィルのシーンも登場。

ストーリー上とても大事なのが、前シーズンのクライマックスでデモゴルゴンと共にどこかに消えてしまった超能力少女イレブン。彼女は消えた場所である学校の、裏側の世界にいたことが判りました。ポータルを見つけてこちら側に戻ってくる姿が映り、ホっとしましたね。「もしかしたらデモゴルゴンも殺されずにテレポートしただけ?」という疑問も湧いてきますが、本作の製作を担当するダファー兄弟ならちゃんとその辺も回収してくれるでしょう。

ちなみにコミコンでのインタヴューに答えたホッパー役のデヴィッド・ハーバーは、前シーズンに裏側の世界で孤独に死したバーバラについて「何かしら報われる出来事がある」と話していました。主軸の謎だけでなく、そうした細部にも注目ですね。


Image:(c) Netflix. All Rights Reserved.
Source: YouTube

(岡本玄介)