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映画で見たことある。

犯罪が起きる前に予想して、事件を未然に防ぐ。完全に映画『マイノリティ・リポート』の世界です。これを、現実でやろうとしているのが中国。映画で事件を予想したのは、「プリコグ」と呼ばれる予知能力者でしたが、現実でその役を担うのは…人工知能、AIです。

中国警察の科学チームが目標とするのは、犯罪が実際に起きる前から、怪しいと思われる人物を弾き出すシステム。何をもって怪しいと判断するのか、ここがAIポリスの腕の見せどころです。膨大なデータを照らし合わせて、危ない行動をとっている人物をピックします。

この膨大なデータの1つとして、当局が考えているのが、顔認証技術のCloud Walk。街のあちらこちらにあるカメラで撮影した映像から、誰がどこに行き、何をしているのかをチェックします。例えば、包丁を買った人がいるとします。それだけならば問題はありません。しかし、同じ人物が、ロープとガムテープと大きなビニールシートなんかまで買っていれば、怪しいと判断されるでしょう。ナイフなどの武器となり得るものの、購入頻度も判断材料になるといいます。また、この他にも、団体行動を解析し、怪しい人物のパターンを割り出すというAIポリス活用方法もあるのだとか。

今はまだ、将来的なAIポリスの可能性を考えている段階で、詳しい導入スケジュールがあるわけではないようです。…たぶん。世界的に見て、中国は監視カメラの普及でトップクラス。だからこそ、映像からの行動パターン予想というAIポリスの実現可能性もとても高いわけで。

さて、あの映画のラストはどうなったんだっけ?


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Source: Express

(そうこ)