Image: 淘宝网 via 淘宝网

インフルエンサーはボーカロイド。

中国のネット通販の生配信では、中国製ボーカロイドが出演して商品説明をし、販売のお手伝いをするのだそうです。これは中国版eBayとも呼ばれるタオバオ(淘宝网)での出来事で、彼女たちの登場により、視聴者はなんと270万人を突破したんですって。

abacusによりますと、タオバオはアリババグループの通販サイトで、5月1日の生配信中に1時間ほど、洛天依(ルォ・テンイ)と、乐正绫(ユェヂョンリン)が登場したとのこと。彼女らは中国で最も有名なボカロで、2.5次元最強のインフルエンサーとしてカラコンや炊飯器や洗剤などの商品説明を行ったのでした。

どんなボーカロイドなの?

彼女たちは、中国版ボーカロイド「Vocaloid China Project」によって生まれたキャラクターで、同じバンドのメンバーなのだ、とねとらぼで取り挙げられています。

洛天依は2012年にデビューしており、今でもWeiboだけで450万人のフォロワーがいるなど、多くのファンと、いくつものスポンサーに支援されています。コンサートのチケットも約7,200円〜約2万2,000円と、比較的高価な値段で取り引きされている、と每经网が伝えています。

こうした生配信は、著名人などインフルエンサーが登場するマーケティング方法が採られているのですが、こうしたバーチャルなキャラクターの起用は今回が初めてでした。売り上げ金額は未明なものの、視聴者数とボカロの影響力を踏まえるとかなりの額になったのでしょうね。

中国の特売日は凄まじい売り上げ

たとえば11月11日は「独身の日」セールが実施され、アリババでは開始後1分半で1,500億円を超える売り上げを記録したりと、ネット通販は大変なドル箱コンテンツとなっている中国。日テレNEWS24では、2018年は24時間で3兆4,800億円の売り上げを出した、と伝えているほどの人気です。さすが日本に爆買ツアーで訪れる中国って感じですね。

特に外出を自粛している今だからこそ、これまで以上に生配信のネット通販は加熱していることでしょう。

バ美肉先生もいるよ

ちなみにですが、上海のファインアート・カレッジでは、ネット授業で欠席する生徒を減らすべく、先生が美少女キャラのアバターで講義を行っていました。そんなことからも、バーチャルアイドルは中国でとにかく人を惹き付ける、ポピュラーな存在になっていることがわかりますね。

Source: 每经网 via abacus, YouTube (1, 2, 3)
Reference: 洛天依, ニコニコ大百科, ねとらぼ, 日テレNEWS24