Image: Mugendai(無限大)

今後の「働き方」の指針になるかも。

どんなに憧れていたとしても、「宇宙開発」という言葉には、素人には近づきがたいオーラを感じます。

IBMが運営するWebメディアMugendai(無限大)にて、趣味で宇宙開発を続け、ついには人工衛星まで飛ばしてしまったグループが紹介されていました。

メンバーの多くがサラリーマン、活動は主に週末の下町工場というチームが、宇宙に飛び出すまでのストーリーとは。

出入り自由の「ゆるい集団」。願い事を積んだ衛星は、やがて流れ星に

インタビューに登場していたのは、「サラリーマン」をもじったという「リーマンサット・プロジェクト(以下、RSP)」の代表理事である宮本卓さん。

その名の通りメンバーの多くが本業を持ちつつも、趣味で宇宙開発を続けるRSPですが、およそ趣味とはいえないほど精力的な活動を展開しています。

開発した超小型衛星(キューブサット)RSP-00が、JAXAの無人補給機「こうのとり」に積まれ、国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ちあげられたのは2018年のこと。

衛星の内部には、6,394通の「願い事」が収められているそうで、大気圏に突入して燃え尽きる頃には、文字通り「流れ星」になる予定なのだとか。何ともロマンチックな話ですよね。

Image: Mugendai(無限大)

新橋の居酒屋にて意気投合した、5人の仲間から始まったRSP。今では全国に700人ものメンバーを抱え、小学生から70代まで、看護師や大工、デザイナーやマーケターなど多種多様だそう。

これだけの大所帯になると団体運営は難しくなりそうですが、宮本さんいわくRSPが続いてきた秘訣は、ズバリ「ゆるさ」。

「来るもの拒まず、去るもの追わず、出戻り歓迎」というポリシーを掲げ、家庭でも仕事でもないサードプレイス(第3の場所)としての位置付けが参加の敷居を低くしていると、以下のように語っています。

RSPには主に技術部と広報部があります。(中略)全部で300〜400人いて、それぞれ通信系、構造系、姿勢制御系、電源系などに分かれています。広報部は110人で、外部メディア課、郵便ポスト課、イベント課、クラウドファンディング課などに分かれています。他にも、どちらにも所属せずサークルなどの活動にのみ参加するメンバーもおります。

メンバーは自分がやりたいチームに属してもらい、重複していてもかまいません。エンジニアの方も広報の役割をしますし、その逆もあります。つまり配属先を決めるのは自分。RSPの名刺の肩書も、自分で自由に決めてもらっています。

非営利で、趣味だからこそ続けられるというRSP。年齢、職業に関係なく、好きなことに没頭している姿はやはり素敵ですね。

その他にも、気になる小型衛星の開発費用から、オリオン座を再現しようという次機の展望など、続きはMugendai(無限大)よりお楽しみください。

Source: Mugendai(無限大)