Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

安心して?

FacebookのAR/VR担当副社長アンドリュー・ボスワース氏は、今年中に「Quest Pro」や「Quest 3」のヘッドセットを発売する予定はないことを明らかにしました。

先日、アンドリュー・ボスワース氏と、Oculusの顧問CTOのジョンカーマック氏が話すポッドキャスト(UploadVRにて収録されたもの)で、Facebookの新しいヘッドセットの話題になりました。ボスワース氏は以前、より洗練された「Quest Pro」ヘッドセット登場の可能性について示唆したことがあったことを認め、そしてそのようなデバイスがすぐに登場しないことを、はっきり言っておきたかったと話しています。

ポッドキャスト上で今後のヘッドセットについて聞かれたとき、ボスワース氏は「まだ存在しないQuest 3についてもいろいろ聞かれますが、我々のの話を聞く記者の皆さんは、Quest 3はない、Quest 2しかないと言っています。しかし私は、今年初めのAMAで、Quest Proの可能性ついて示唆しました。なぜなら、ヘッドセットに皆が導入したいと考えているような種類の新しい機能を導入しようと開発中のものがたくさんあるからです。しかしそれはまだ少し先の話で、今年中には実現しません」と語りました。

Oculus Quest 2は「長い期間販売される製品」になる模様

そしてボスワース氏はポッドキャストの締めとして「(この件が)気になる人のために言っておくと、Quest 2はしばらくの間、つまり長い期間、販売されつづけます。私はそれが、 最も身近にVRができるようになり、素晴らしい体験を可能にする最善の策だと思います」と話しました。

FacebookがVRハードウェアを今後どのように計画しているかについてのトピックスとしては、最近『バイオハザード4』がOculus Quest 2向けにVR版としてリメイクされることが発表されましたが、初代 Questは対象外でした。このことで、Quest 2 オーナーの間で2020年秋に発売されたばかりの現在のフラッグシップVRヘッドセットを、Facebookが長期的にサポートするのかしないのか、小さなパニックが起きていました。

FacebookとOculusのデベロッパーが、初代Questのサポートを打ち切るのが遅かったために、ボスワース氏によると、旧世代ヘッドセットはいまだに100万人以上に利用されているとのことです。しかしながら、Facebookは、初代QuestとRift Sの両方を耐用年数に達した製品として指定していることから、モバイルとデスクトップ双方のVR体験においてQuest 2がFacebookを代表するヘッドセットであることは明確です。

最近 Quest 2の新機能として、ネイティブなワイヤレスVRストリーミング(Oculus Air Link)の対応、生産性向上のための機能改善、120Hzの高速リフレッシュレートなどを発表していて、ハードウェアを刷新しなくても、現状のVRゴーグルをソフトウェアアップデートで改良していく余地はまだまだ十分にありそうです。中身のコンポーネントの刷新やハードウェアの性能向上はもちろん、プラットフォームの安定性にも注力すべきであり、そしてそれはまさにFacebookがQuest 2で取り組んでいることでもあります。