Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

すごいアップデートをしれっとやってくれやがる!

120Hzリフレッシュレートへの対応、Infinite Office(インフィニット・オフィス)機能のアップデート、PCのVRコンテンツを完全ワイヤレスでプレイできるとか、仕事もゲームも捗る神アプデがやってきました。

グラフィックスがより滑らかに(ソフトがまだだけど…)

今回のv28ソフトウェアアップデートの中でも、Quest 2の120Hzサポートは最も重要です。Quest 2が昨年秋に発売された時はリフレッシュレートは90Hzでしたが、今回のアプデで120Hzになったことで、より滑らかなグラフィックやアニメーションを再現できるだけでなく、VR酔いの軽減が期待できます。

発売後に、ソフトウェアアップデートでデバイスのリフレッシュレートが引き上がるのはとても珍しく、今回のQuest 2の120Hz対応は嬉しいサプライズ!

といいつつ、Oculusによれば「120Hzをサポートするアプリはまだ出ていませんが、利用者の皆様は設定しておくことで、今後120Hzをサポートしているアプリではそのパフォーマンスを体験することができます」とのことなので、設定だけしておいてもいいですね。v28にアップデートしたら、「Experimental(実験モード)」のパネルから120Hzのオプションを選択できるようになっています。

リアルデスクをバーチャルデスクに統合

さらに仕事でVRを活用したい人向けに、仮想オフィスサービス「Infinite Office」に、2つの新機能を追加しました。実際のデスク上の物をバーチャルデスクに設置してバーチャルと現実世界をより融合させる機能と、物理キーボードをQuest 2にペアリングして、VR内に自分の手やキーボードを3D表示させて、キーボードの打ち込みやシステムナビゲーションが簡単にできるようになる機能です。

Oculusの物理的な表面(リアルデスク)の統合は、実験的な機能として開始されます。自分の現実世界のデスクを模倣したバーチャルのデスクスペースを構築することで、ユーザーはバーチャルオフィスでも違和感なく居られるようになり、VRと現実世界の切り替えもスムーズになります。バーチャルデスクの境界線が自動的に保存され検出されるので、再度利用する時には最後に使った状態に戻ることができるのも良いですね。

VR上でリアルにタイピングできるように

そしてキーボード統合については、VRを体験したことがある人ならピンとくると思いますが、物理的なものを同時に見ることができない状況で、物理的なものを操作しようとしてもなかなかうまくいきません。今回、Logitech社とパートナーシップを組むことで、Quest 2とのペアリングが可能に、「Logitech K830」が最初のキーボードとして採用され、キーボードの3Dモデル(そして自分の手も一緒に)VR上で見ることができるようになるので、VR上でのタイピングが劇的にやりやすくなるとのことです。現状は「Logitech K830」しかサポートしていないのが難点ですが、Oculusは「対応するキーボードを増やしていく予定」とのこと。

PCのVRをコンテンツを完全ワイヤレスでプレイ

最後に、これも実験モードで、「Air Link」を使ってPCに接続する新しいワイヤレステザリングオプションを提供します。つまり、Quest 2でPCのVRコンテンツを完全ワイヤレスでプレイできるようになりました。これまでは、PCでOculus Riftのゲームをプレイしたり、高品質なグラフィックを表現したい場合、物理的なリンクケーブルを接続して、PCからQuest 2に映像を送る必要がありました。

Quest 2でAir Linkを使用する際には、安定したWi-Fi環境にいることが必要です。ユーザーはセキュリティで保護された信頼できるWiFiのネットワークを使用すること、802.11 AC、またはAXルーターの5Ghzに接続することをOculusでは推奨しています。また、Quest 2とOculus PC アプリの両方がv28にアップデートされている必要がありますが、Oculus社によると、後者はまもなく利用可能になるとのことです。

Facebook副社長が「今年はOculusの新型は出ないよ(だから安心してQuest 2買ってね)」と言及していることからも、Quest 2が発売されてからしばらくたっても、ガンガン重要なアップデートを提供し続けているのはとても素晴らしいことです。

しかし留意点としてv28のアップデートは徐々に提供されるとのことなので、まだ新しいソフトウェアにアクセスできない人は、来週にかけてちょこちょこチェックしてみてください。